ツイッターがヘイトスピーチ禁止など、禁止事項を詳細化するルール改定を実施
ツイッターでのヘイトスピーチを含んだ禁止事項が詳細化されました。詳細は以下から。
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ツイッターは現地時間12月29日にルール改定を行い、他人への攻撃や嫌がらせ、脅迫、なりすまし、ヘイトスピーチなどの禁止事項をこれまでより明確に定めました。これは「表現の自由」を守るための措置であると英語版公式ブログ上で説明されています。
日本語版のルールページでの説明は以下のとおり。
Twitterは表現の自由を尊重し、権力に対しても真実を伝えるべきだと考えています。ただし、そのような理念も、人々が恐怖に怯えているために何も言えないという状況では何の意味も成しません。Twitterではユーザーが安心してさまざまな意見や信念を表現できるよう、嫌がらせや脅し、または恐怖を与えて他のユーザーが発言できないようにするといった、攻撃的な行為を禁じています。
「表現の自由」を尊重することと、嫌がらせ、脅しによって他人を沈黙させることを禁ずることは矛盾せず、決して「表現の自由」が何でも好きなことを言っても許される権利ではないという基本ラインを徹底していることは大いに評価できるところ。また、ヘイトスピーチの禁止に関しても同ページで
特定の人種、性別、宗教などに対するヘイト行為: 人種、民族、出身地、信仰している宗教、性的指向、性別、性同一性、年齢、障碍、疾患を理由とした他者への暴力行為、直接的な攻撃、脅迫の助長を禁じます。また、以上のような属性を理由とした他者への攻撃を扇動することを主な目的として、アカウントを利用することも禁じます。
として極めて詳細に定義し、禁止しています。ヘイトスピーチの定義が定まっていないと主張するネット民も少なからず存在していますが、ツイッター社は上記のように明確に定義付けを行っており、今後同様のヘイトスピーチが厳格に排除されることが強く期待されます。
もちろん日本語の投稿への報告に対応するのは日本法人ということになるため、どのように運用されるかは今後もしっかりとした監視が必要となりそうです。
Fighting abuse to protect freedom of expression Twitter Blogs
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