「ツイッター140字制限撤廃」の報に困惑の異論反論が続出



ツイッター社が140時制限を撤廃するとの速報が駆け巡っていますが、それに対して困惑する人が続出しています。

ツイッターの特徴を決定づける140字の文字制限。ですが、その制限を解除しようとする動きが共同創業者のジャック・ドーシー暫定最高経営責任者(CEO)の下でこの数ヶ月活発化しているとのこと。

既にダイレクトメールの文字数は1万字にまで拡大しており、仮に通常のツイートの文字制限が撤廃されれば、ツイッターの様子はこれまでとは全く違ったものとなることが予想されます。

ツイッター民たちの反応は困惑した異論反論が多く、歓迎する向きはあまり多くありません。理由のひとつとしては「制限があるからこそのツイッター」「その文字数の中で推敲していくのが楽しい」など、文字制限自体を楽しみながら文章を練り上げていく文化が伺えます。


文字制限の楽しみついての最も有名なツイートは4年前にされたこちらのものでしょう。


また、長くなると純粋に画面が見にくくなるという指摘もあり、まさにその通りではあります。


さらには長文クソリプ(編集部注:「クソのようなリプライ」を指すツイッター用語)はウザすぎるという意見も。


ツイートもリプライも140字だからこそのライトな使い勝手であることは間違いありません。それがなくなれば、長文投稿、長文リプライが横行し、これまでのような気軽な使い方ができなくなる可能性も十分にあります。

ただしこれは漢字仮名交じり文を使う日本ならではの事情ではあります。アルファベットを使うユーザーよりも140字の中に多くの情報を詰め込めるため、不足を感じないということはありそうです。


画像やURLを貼り付けた際に、その分だけ文字数が減らされなければいいという意見などもあり、どういった変化が好ましいのかは一概には言えません。ただし、以前mixiがひとつの機能の廃止から迷走を続け、多くのユーザーから見放されたことを考えれば、核心となる部分の変更は控えたほうが良いようにも思えます。

ツイッター、新製品で140文字の制限撤廃を検討=ウェブメディア Reuters

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