ボストン・ダイナミクスのアーム付き新型四足歩行ロボ、バナナの皮で転んでも自動的に立ち上がる機能が人気

ボストン・ダイナミクスがアーム付きの四則歩行ロボットを開発しました。詳細は以下から。


これまでSF映画のような高性能なロボットを次々と開発してきたボストン・ダイナミクス。今回は小型の、草食恐竜の首のようなアームを搭載した重量30kgのロボット「SpotMini」を公開しています。

SpotMiniは小型なため、テーブルの下のような狭いスペースを潜り抜けるようにして移動することが可能。また、ボストン・ダイナミクスが開発したロボットの中で最も静かだということです。

ロボットアームを使ってコップを片付けたり空き缶を捨てるといった細かい動作も行うことができ、油圧ポンプではなく全ての動作が電気によって行われます。連続稼働時間はどのような行動をするかによるものの、最大で90分。デプスカメラ、ソリッドステート・ジャイロ、固有受容センサーといった多様なセンサーを内蔵しています。

自動操縦による行動も可能ですが、バナナの皮の上に乗ると豪快に転んでくれます。それでも自動的にアームを駆使して立ち上がるところはさすが。

衝撃の瞬間は以下動画の1:28から。

Introducing SpotMini – YouTube

軍事用のイメージの強いボストン・ダイナミクスですが、SpotMiniは家庭内で使える汎用お手伝いロボットといった雰囲気。犬好きな人にはペットとしても人気が出そうですが、いかがでしょうか?

SpotMini, A New All-Electric Robot by Boston Dynamics That Resembles a Small Brontosaurus

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