休刊したガチムチ系ゲイ雑誌「G-men(ジーメン)」電子版での復活に暗雲、公式アプリ「G Global」頓挫
21年の歴史に幕を下ろし、今年2月発売の241号で休刊となったガチムチ系ゲイ雑誌G-men。
今後はデジタルでの配信を視野に入れると告知していましたが、さっそく暗雲が立ちこめ始めました。詳細は以下から。
Advertisement
G-men公式ページによると、同誌が2014年から開発を進めているとしていたスマホ用アプリ「G Global」のページが削除され、トップページからのリンクも消されています。
かつて公開されていた「G Global」の告知ページ。ユーザーを属性に応じて5つの動物に分類し、GPSを使って近くの人と知り合うことができるという、どこかで聞いた機能に、かつて同誌が刊行していたバーやクルージングスポット、ショップなどの情報をまとめた「ゲイナビ」的な機能を追加したものになるはずでした。
最終号巻末の編集長によるコメントでも、今後は「G Global」との連携を視野に入れ、これまで同様にコミックスや小説書籍の発刊、DVDや雑誌媒体のリリースを予定しているとしていました。
2014年の発表以来ほとんど音沙汰が無く、「まもなく完成」と告知された半年後に企画自体が消えてしまったG Global。
出会い+情報系アプリでユーザーを集めつつ、そこで電子書籍などの告知を行うという腹づもりだったと思われますが、頓挫してしまったことで、今後の展開に暗雲が立ちこめ始めています。
・関連記事
ゲイ雑誌「G-men(ジーメン)」休刊の経緯や今後の方針が判明、実は創刊当時から赤字だった | BUZZAP!(バザップ!)
ゲイアプリでモテない「NG行為」をゲイの読者に教えてもらいました | BUZZAP!(バザップ!)
「日本のゲイアプリでモテる写真の撮り方」をゲイの読者に教えてもらいました | BUZZAP!(バザップ!)
【サムソン高橋特別寄稿】非シャイニーな中年ホモがゲイパレード直撃、東京レインボープライド2016写真日記 その1 | BUZZAP!(バザップ!)
「野獣先輩(ゲイビデオ男優)を探偵を使って必ず探し出します」、同性愛者をネタ扱いする企画に批判殺到 | BUZZAP!(バザップ!)
博報堂の「LGBTは儲かる」に非難殺到、当事者無視の謎概念「エグゼクティブ・ゲイ」とは? | BUZZAP!(バザップ!)
この記事をSNSでシェア
カルチャー に関する人気記事
カルチャー の最新記事
- 男性同士の切ない話を宇多田ヒカルの曲にフィーチャーさせた珠玉のアンソロジー「#テイク11」に心揺さぶられました
10月20日 16:00 - 寺山修司没後40年記念展「田園に死す」開催へ、花輪和一や松田洋子など総勢22名のトリビュート企画
08月24日 17:00 - 【朗報】寺山修司「田園に死す」「書を捨てよ町へ出よう」廉価版Blu-ray、2000円台前半に値下がり
08月23日 18:45 - 【訃報】京セラやKDDIの生みの親、稲盛和夫京セラ名誉会長が死去
08月30日 15:37 - 「LIVE A LIVE(ライブ・ア・ライブ)」リメイク版がニンテンドースイッチで発売決定、スーファミ伝説のRPGが待望の復活
02月10日 08:35