「GPD WIN2」が国内最安値を大きく下回る価格に、画面・性能・排熱すべてが進化した最強ハンドヘルドマシン

昨年爆発的なヒットを記録したハンドヘルドパソコン「GPD WIN」の後継機種「GPD WIN2」が、お手ごろ価格で販売されています。詳細は以下から。

まずは「GPD WIN2」のおさらい。基本的なコンセプトはゲーム機とノートパソコンが一体になったモデルです。

キズなどに強いゴリラガラス4を採用した最大視野角178度のシャープ製6.0インチディスプレイ(GPD WINは5.5インチ)を搭載。解像度は前モデル同様1280×720のままですが、この画面サイズでこれ以上高解像度化してもスマホほど意味がないことや、処理が軽くなることでバッテリー稼働時間を稼げることを考えれば、むしろベストな選択肢です。

isai V30+と並べてみたところ。この画面サイズなら、ゲームはもちろん動画コンテンツなども楽しめそうです。

それでは各部を見ていきましょう。アルプス電気製のアナログスティック、ツヤ消しUVプリントが施されたABXYボタン(PSを意識した○×□△プリントも)、十字キーがあるなど、こだわりは相変わらず。ジョイスティック部分に窪みを持たせることで、画面への干渉を抑えています。

キーやボタンを使ってブラウザをスクロールすることも。Rボタンを使ってクリックできるため、ハンドヘルドスタイルのまま、あらゆる操作が完結できます。

アナログスティックの下にステレオスピーカーを搭載。GPD WINはモノラルスピーカーでしたが、GPD WIN 2では臨場感あるステレオサウンドでゲームをプレイしたり、YouTubeやNetflixといった配信サービスを楽しめるようになりました。

YouTubeのHD画質動画を再生してみたところはこんな感じ。

フルキーボードはレイアウトが一部変わり、電源ボタンが中心部に。キーに盛り上がりを持たせることで、誤タッチを減らすことができるようになりました。

天板のカバー(黒い部分)は取り外し可能で、好きなようにカスタマイズできます。

本体後部左右にはL1~L3、R1~R3ボタンも。

側面などはこんな感じ

背面にはUSB Type-C端子、ヘッドホン端子、USB端子、microSDカードスロット、microHDMI端子。「手で覆われてしまって排熱に支障をきたす」というユーザーの声から、排気口は側面からCPUに近い本体後部中央に集約。よりよい排熱処理を実現しています。

製品版には技適マークのプリントも。GPD WINのファンはユーザーが手動で速度を変えていましたが、新搭載の回転数可変型(2000rpm~10000rpm)高出力ターボファンによって、処理に応じて自動で回転数が変わる仕組みを採用。M.2接続のSSDを増設できるなど、かなりの力の入れようです。

もちろんハンドヘルド感はそのまま。デザインなどにこだわったことで、よりプレミアムなモバイルマシンとなりました。

テーブルに置かずとも親指タイプでタイピングできるため、電車の中などでも活躍しそうです。

中国語版ベヨネッタをプレイしてみたところ。前モデルはAtomプロセッサでしたが、Core m3によってグリグリ動きます。「モバイルマシンだから非力」といったことは全くありません。

GPD WIN 2のスペックをまとめるとこんな感じになります。

ディスプレイ:6.0インチHD(1280×720)シャープ製液晶
CPU:Intel Core m3-7Y30
メモリ:8GB
ストレージ:128GB SSD
バッテリー:4900mAh×2リチウムポリマー(PD2.0対応、6時間以上駆動)
無線:IEEE802.11 a/b/g/n/ac(2.4GHz、5GHz)、Bluetooth 4.2
オーディオ:内蔵マイク、内蔵ステレオスピーカー

なお、以下の通販サイト「Tomtop.com」ではクーポンコード「PHON5」を適用することで、ただでさえ国内最安価格(8万5500円)より安い本体価格(7万5364円)が7万617円まで値下がり。およそ1万5000円引きで購入できるようになっています。

オリジナルGPD Win2ゲームコンソールミニノートブック8GB / 128GB eu – Tomtop.com

ちなみに同様のコンセプトを採用したAndroidマシン「GPD XD Plus」も、クーポンコード「GPDF6」適用で2万円台前半に。コストパフォーマンスはかなりのものです。

Original GPD XD Plus 4GB RAM 32GB ROM Handheld PC Game Console for Sale | Tomtop

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