次世代スパコン「富岳(ふがく)」試作機のCPUやメモリユニットをCEATEC 2019で見てきました

「京」に続く次世代スーパーコンピューターの主要部品がCEATEC 2019で展示されていたため、さっそく見てきました。詳細は以下から。


CEATEC 2019の富士通ブースにあったスーパーコンピューター「富岳」コーナー。

「京」に続く次世代スパコンが2012年ごろの供用開始に向けて開発されています。

富士通が供給するのは「A64FX」と呼ばれるCPU。


7nm FinFETプロセスで開発されたARMベースとなるA64FX。メモリバンド幅が毎秒1024GBと広いのが特徴ですが、これは気象予測などの演算にも対応するため。

ARMベースとなったことで消費電力あたりの処理能力が高まり、京の最大100倍のアプリケーション実行性能を叩き出すとのこと。

京のアーキテクチャを継続・強化することでプログラム資産も継承できます。

・関連記事
「CEATEC 2019」まとめ、20周年で「CEATEC JAPAN」から名称変更 | BUZZAP!(バザップ!)

iPhone国内出荷まさかの30%減、ソニーが富士通にスマホで負ける | BUZZAP!(バザップ!)

Celeron/メモリ2GB/500GB HDDモデルが26万円、富士通からLenovoが手に入れる「法人向けパソコン市場」の闇 | BUZZAP!(バザップ!)

網膜に直接映像を投影するメガネを富士通が開発、視覚障害者に新たな「見え方」を提示 | BUZZAP!(バザップ!)

この記事をSNSでシェア

フォローまたはいいね!して最新情報を手に入れよう

ハードウェア に関する人気記事

  1. 【追記あり】シャープが液晶事業売却へ、経営危機以来の最終赤字も→液晶でなく半導体と訂正で『写メール』以来の自社カメラセンサー撤退か
  2. 「50インチで2万円台、ゲーミングモード有」Xiaomiの最新4Kスマートテレビが破格で登場、32GB ROM搭載で65インチでも4万円台に
  3. 2万円台の格安パソコン「T-BAO T8 Plus」大容量版が過去最安に、十分な性能で省電力なIntel N100搭載の超小型モデル
  4. 無料でサウンドバーが付く100インチ超格安テレビ「Redmi MAX 100 (2025)」Xiaomiが発売、144Hz表示の高性能モデルたった10万円台に
  5. 1万円台の格安タブレット「TECLAST P20HD」レビュー、ストレスなく普段使いでき動画三昧にも最適

ハードウェア の最新記事