リツイートの仕様をツイッターが一時変更、米大統領選でのデマ拡大対策として
トランプ大統領や支持者らによるデマ拡散によってSNSの仕様が変更される事態となっています。
Advertisement
ツイッター社は10月10日に「ツイート前により文脈を熟慮するような仕様変更」を行うとツイートしていましたが、この仕様変更が実施されました。
理由としては11月3日に行われるアメリカ合衆国大統領選挙を前に、フェイクニュースなどのまぎらわしい情報の拡散を抑制するためで、一時的な変更とのこと。
具体的な内容としては、リツイートを行う際にそのままリツイートできなくなり、いったん引用ツイートの画面となります。これまで通りのリツイートを行うには、この引用リツイート画面で何も文字を入力せずにツイートボタンを押すだけです。
この仕様変更はリツイートまでに単なるワンクッションを挟むだけですが、多くのユーザーがリンク先を読まずに簡単にリツイートによる拡散を行っていることは以前から指摘されているとおり。
これから投票日までの2週間、これでフェイクニュースの拡散が多量なりとも抑えられることになるのでしょうか。
・関連記事
「クソリプ防止機能」ツイッターで実装、リプで邪魔されずデマ流し放題に | BUZZAP!(バザップ!)
煽りタイトルへの「脊髄反射」防止へ、ツイッターがリンク先を読まずにリツイートしようとすると「まずは読みなよ」と勧める試験を実施へ | BUZZAP!(バザップ!)
【追記あり】暴動を扇動したアンティファのアカウントは白人至上主義者のなりすまし、米ツイッター社が暴露 | BUZZAP!(バザップ!)
フェイクニュースはツイッターで真実の1.7倍リツイートされ6倍の速さで拡散する、しかもbotではなく人力で | BUZZAP!(バザップ!)
ツイッターユーザーは心が広いが政治目的には手段を選ばない、Facebookユーザーとの比較で明らかに | BUZZAP!(バザップ!)
この記事をSNSでシェア
ウェブサービス の最新記事
- 「X(旧ツイッター)新規ユーザー有料化」マスク氏が明言、インプレゾンビへの対抗策うたうも効果は疑問視
04月16日 12:30 - 【悲報】Netflix「継続的な値上げ」が確実に
01月24日 16:10 - YouTube「心肺蘇生」「窒息の処置」など検索が簡単に、正しい解説を固定表示で救命サポートへ
01月12日 16:00 - Amazon「プライムビデオ」に広告導入へ、非表示には追加で月額課金が必要に
12月27日 15:45 - PayPay「つみたてNISAで10億円還元」の大盤振る舞いへ
12月12日 11:13