【悲報】Samsungの「Galaxy S21」驚異的な販売不振、過去8年で最低最悪の売り上げに

世界一のスマホメーカー・Samsungの最新フラッグシップモデルが、驚くほど売り上げが振るわない事態に陥っています。詳細は以下から。


海外メディアの報道によると、Samsungの「Galaxy S21」シリーズが発売から半年で1350万台を売り上げたそうです。これは前モデル「Galaxy S20」の同期間比20%減、もう1つ前の「Galaxy S10」と比べると半減近い47%減となっています。

Galaxy S21がどれだけ売れていないのかが一目で分かるのが、このグラフ。過去のGalaxy Sシリーズ8機種の販売台数を月ごとにまとめたものですが、なんと2014年発売の「Galaxy S5」はもちろん、いずれの機種にも遠く及ばない数字です。

スマホ本体の高価格化や、製品ラインナップにコストパフォーマンスの高いミドルレンジ、ハイミドルモデルを増やした影響もあるとみられるGalaxy S21の販売不振。

CPUがアップデートされ記録容量が増えた代わりに、画面解像度が落ちてメモリも減りmicroSDXCカード非対応、背面カメラも進化なしとなるなど、Galaxy S20と比べてデチューンされた感が強い点も影響しているのでしょうか。

なお、Samsungは半導体不足を受けて2021年モデルの「Galaxy Note」発売を見送り。

ハイエンドを求めるユーザーに対して新たな折りたたみモデルを訴求していくとされていますが、今までのFoldシリーズ同様、本体価格がさらに高くなるとみられるため、販売台数獲得につながるかは不透明。

2022年に発売するGalaxy Sシリーズに、高いグラフィック能力を実現するAMD RDNA採用GPUを初めて起用した独自プロセッサ「Exynos2200」を搭載することで巻き返しを図る方針です。

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