100GBで月額2750円のahamo新料金「ドコモポイ活プラン」登場、「※」だらけの超難解な内容でアハモの良さが台無しに

先ほど行われた発表会で、ドコモが新たな料金プランを打ち出しました。

はっきり言って、超分かりづらいです。詳細は以下から。


◆「※」だらけの「ドコモポイ活プラン」登場
まず見てもらいたいのが、先ほどドコモが発表した「ドコモポイ活プラン」の報道発表資料。4月1日から始まる「ahamo ポイ活」と今夏~今秋提供予定の「eximo ポイ活」の2つで構成されています。

そして先行して始まるahamoポイ活の内容がこちら。イヤになるほど「※」だらけですが、一見して理解できる人が世の中にどれだけいるのでしょうか。

「ahamo ポイ活」は、「ahamo大盛り※1」をご利用のお客さまが、月額2,200円(税込)の「ポイ活オプション」を追加いただくことでご利用いただけます。「ahamo ポイ活」をご利用いただくことで、「d払い」をご利用の際、基本の還元ポイントに加えてお支払金額の3%※2※3分のdポイント(期間・用途限定)を、「ahamo ポイ活」のご利用特典として還元いたします。2024年8月頃からは、「dカード GOLD」をお持ちで月々のお支払いを「dカード GOLD」に設定いただいている場合に、お支払金額の5%※2※3分のdポイント(期間・用途限定)を、「ahamo ポイ活」のご利用特典として還元する予定です。
なお、「ahamo ポイ活」でのdポイント(期間・用途限定)進呈上限は、毎月4,000ポイントです。

また、「ahamo ポイ活」の提供開始にあわせた「10%還元キャンペーン」(以下、本キャンペーン)を2024年4月1日(月曜)から開催※4いたします。本キャンペーンは「ahamo ポイ活」をご利用のすべてのお客さまが、エントリー不要で「ahamo ポイ活」のdポイント還元率が10%※2※3※5となるキャンペーンです。詳細は別紙をご確認ください。
「ahamo ポイ活」および「10%還元キャンペーン」を最大限にご活用いただき、「d払い」で月に40,000円(税込)以上のお買い物をしていただくことで、月々100GBまで利用できる「ahamo大盛り」が実質2,750円(税込)でご利用いただけるようになります。

◆「100GBで月額2750円」を実現するカラクリは?
分かりやすく噛み砕くと、月間100GB使える「ahamo大盛り(月額4950円)」と「ポイ活オプション(月額2200円)」を契約すると、決済内容に応じてdポイントの還元率が上がる仕組み。

なお、還元率は4月1日から終了時期未定でスタートする「10%還元キャンペーン」適用対象かどうかでも変わります。

・d払い
還元率+3%

・d払い(dカードGOLDで月額料金を支払う場合、8月ごろ開始予定)
還元率+5%

・10%還元キャンペーン適用時
還元率+10%(d払いの3%還元を含む)

そしてすべての条件を満たした上でd払いを使って月に4万円分の買い物をすると、93日間有効の期間限定dポイントが最大4000円分還元されるため、月間100GBのahamo大盛りが実質2750円で使えるよ……という内容です。

◆難解すぎる上、毎月必ずポイ活をしないと損する仕様に
そもそも「ポイ活をするのに毎月2200円のオプション料金を取られる」という仕様のため、決済の利用額が少なかった月は丸々損をするahamoポイ活。

ポイント還元が最大4000円分までと定められていることから『一番得なのが毎月4万円きっかり使うケース』に限定されるのも不便極まりない気がします。

「5分間通話定額とデータ通信20GBのセットで月額2970円」というシンプルさが好評だったahamo。そこにポイ活要素を足しただけで、どうしてここまでややこしくなってしまったのでしょうか。

・関連記事
【無料】ドコモが詐欺を防ぐ「スマホセキュリティてんけん」開始、電池などの診断や『動作の遅さ』相談も | Buzzap!

ahamo「iPhone 15」「Galaxy S23」「Pixel 7a」など新機種追加、最大4万700円割引も | Buzzap!

ドコモが「事務手数料の値上げ」範囲拡大、電話での購入サポートなども対象に | Buzzap!

この記事をSNSでシェア

フォローまたはいいね!して最新情報を手に入れよう

モバイル に関する人気記事

  1. Pixel 9「処理能力、消費電力、発熱すべて一人負け」の型落ち性能に、Pixel 10のTensor G5はTSMCの3nmプロセスで製造へ
  2. 6.9インチ「iPhone 16 Pro Max」の写真流出、本体サイズそのままで大型化の一方カメラがとんでもないことになりGalaxyのデザインにまで影響か
  3. 「arrows We2/W2 Plus」発売、画面に触れず動かせる『Exlider』や6.6インチ有機EL、光学手ブレ補正カメラなど格安スマホながら作り込んだ内容に
  4. 「Pixel 9」「Pixel Fold 2」低消費電力で安定した通信、衛星対応の最新モデム搭載へ、5G対応「Pixel Tablet」も
  5. 【悲報】廉価版「Galaxy Z Fold6 FE」開発中止か、HuaweiやZTEの低価格折りたたみスマホなどに対抗できず

モバイル の最新記事