七尾旅人が深夜にUstreamで突発的電話越しセッション、3時間LIVE配信で新曲も多数披露
2009年に「七尾旅人×やけのはら」名義でリリースされた「Rollin’ Rollin’(YouTube)」のヒットも記憶に新しいシンガーソングライターの七尾旅人が、「酔った勢いで急に藤井フミヤを歌いたくなった」という理由で2011年11月27日の午前2時30分頃から5時30分頃まで突発的にUstreamライブを決行しました。
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ライブ配信は七尾の自宅スタジオからMacbook Airで行われ、視聴者からツイートでアドバイスを受けつつ藤井フミヤの大ヒット曲「TRUE LOVE」を数回に渡って披露。中学1年生の時に買った、唯一知っている藤井の曲とのこと。
演奏中、配信を見ていた日本を代表するタブラ奏者のU-zhaan(ユザーン)から七尾へ電話があり、急遽U-zhaanが今年7月に急逝したレイ・ハラカミと作り上げた曲「川越ランデヴー」をセッションすることになりますが、U-zhaanが電話越しに歌い、更にはタブラも演奏するという変則的な事態に。ちなみにタブラとは北インドの太鼓です。この意外な展開には視聴者も盛り上がり、いとうせいこうや勝井祐二といったミュージシャンも視聴し、深夜3時台にも関わらず視聴者数は約400人にまで上りました。
ちなみに原曲はこちらです。
U-zhaan × rei harakami / リアル”川越ランデヴー” – YouTube
大盛況のうちにセッションが終了すると、作りかけの新曲「I’ll stand by you」や「今日、路上で車にはねられそうになりながら作った曲」として新曲の「一番星」を披露。さらにシンセサイザーを使った未発表の新曲や「Rollin’ Rollin’」、被災地に行った際に出来た新曲「Memory Lane」、「サーカスナイト」、最新アルバム「billion voices」収録の「シャッター商店街のマイルス・デイビス」などを矢継ぎ早に演奏しました。気がつけば午前5時、長渕剛の「乾杯」や友部正人「一本道」といった視聴者からのリクエストにも即興で応え、終了したのは午前5時半。実に3時間にも渡って新曲やカバーが楽しめる贅沢な配信となりました。
おまけとして、七尾旅人の代表曲をいくつか貼りつけておきます。好きになるキッカケになれば幸いです。
七尾旅人×やけのはら – Rollin’ Rollin’ – YouTube
カバー曲も絶品。
七尾旅人/Walk On The Wild Side日本語カバー→→queerたちのその後(即興) – YouTube
クリスマス・イブ 七尾旅人 【山下達郎カバー】 – YouTube
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