ターンテーブルへの3Dマッピングが無駄にハイクオリティすぎて誰得になっている
世界中で話題の3Dマッピングがクラブでも?と思いきや、なんとターンテーブルの上に映し出されてしまいました。インタラクティブにしてサイケデリック、いったいどんなことになっているのでしょうか。
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Projection Mapping Onto Turntables [Video – 32570] 3D Projection Mapping Know Your Meme
実物のターンテーブルとミキサーの上に3Dマッピングを行ったこの作品、非常に面白い発想で、よくできています。何よりとても目に楽しいことになっています。だからこそ突っ込まなくてはならないポイントがいくつか。
まず最初に「ターンテーブルに映したってDJしか見れないじゃないか!」ということ。せっかくこんなすごい技術を使っているなら、DJの手元ではなくぜひともフロアのお客さんに見える場所に映してあげたいところ。DJの操作や音が映像に反映されるというのは面白いアイディア。
次に「DJ中はただでさえ忙しいのにこんなに手元がピカピカしてたら目が眩んで大変だよ!」ということ。フロアの反応を見て、選曲して、MIXしてとDJにはやることがたくさん。目の前は極力シンプルに機能的であってほしいところですが、これでは真逆です。
「PCでDJをする時にも、画面を見ないでMIXできます」って言われても「別に見てやるからいいよ!」ということ。いきなり現場で慣れないやり方をするのは面倒なもの。タッチパネルのように操作できそうですが、これだと遠くまで手を伸ばさなければならず、精度にも不安が残ります。そもそも、そんなに画面を見ないでやりたいならアナログレコードなりCDを使えばいいという話。
実際に使用している映像はこちらから。
Projection Mapping Onto Turntables from E.N.S. on Vimeo.
せっかくの面白い技術が若干あさってを向いてしまっている感はありますが、DJのかけている楽曲やMIX、手元のいろいろな操作が映像と絡み合うというのは面白い展開が期待できそうなところ。次の作品ではぜひともフロアで踊っている人から見えるところに映しだしてほしいと思います。
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