ゴミの山からリサイクルされた楽器を奏でるパラグアイのオーケストラ

高いものでは1台1億円以上の値段が付くヴァイオリン。パラグアイにはその真逆、捨てられたゴミを再生させた楽器を使った若者たちのオーケストラがありました。


南米、パラグアイの貧困地域でゴミ拾いを生業とする人々。彼らは捨てられたゴミからヴァイオリン、チェロなどの楽器を自分たちの手で作り上げ、この地区の子供たち、若者たちによるオーケストラが生まれました。

ブリキ板やドラム缶、木材などを利用して作られた楽器は見た目こそリサイクルですが、色モノとは思えない美しい音色です。

実際の演奏と彼らの住む地域の映像は以下から。貧しく厳しい生活の中に入り込んだ音楽。彼らはこれから音楽とどんな関わりをしていくことになるのでしょうか。

Landfill Harmonic film teaser from Landfill Harmonic on Vimeo.

この映像はドキュメンタリー映画「Landfill Harmonic」のトレイラーとして公開されています。近日公開予定とのこと。詳細情報はFacebookページから確認できます(英語)。なお、楽器の寄付なども受け付けているので、使わなくなった楽器のある方は送ってみてはいかがでしょうか?

Landfill Harmonic

大人の科学マガジン編集部
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