これがホントの貧困ビジネス!?安全、快適に貧困層体験ができるスラム街がテーマの高級リゾート「Shanty Town」
珍しいテーマを持ったリゾートは世界各地で人気ですが、なんと貧困層の住むスラム街をテーマにした高級リゾートが南アフリカ共和国に誕生しています。
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南北問題や貧富の格差、現代の世界的な大問題となっています。そして「貧困層って一体どんな生活をしているの?知りたいけど危ないのはちょっと…」という富裕層の皆さんに最適なのがこのスラム街をテーマにしたリゾート。
南アフリカ共和国の司法首都ブルームフォンテーンの郊外に位置し、Emoya Luxury Hotel and Spaによって運営されるリゾートがこの「Shanty Town」。スラム街らしい雰囲気を出すために廃材と波板を使ってコテージが建てられています。
パラフィンランプとろうそく、バッテリー式ラジオが室内に置かれ、トイレはボットン便所になっています。宿泊者は焚き火でお湯を沸かし、古タイヤで作られた椅子に座って共同の囲炉裏を囲むことになります。
しかし、本物のスラム街とは違い、水道、電気に自動湯沸し器、床暖房からwi-fiアクセスまでも完備しており、宿泊者にストレスを感じさせない快適な作りを実現。
お値段は1泊850ランド(約8500円)で、南アフリカ共和国の平均月収の半分程度で、スラム街の住人にとっては1ヶ月働いても稼ぎ出せない金額です。
当然「Shanty Town」は世界中から侮辱的、無神経、下品、俗悪などと叩かれて大炎上。アメリカの風刺家Stephen Colbertさんは「貧困ポルノ」であるとこき下ろしています。
しかしオーナーのBuks Westraadさんは
「海外からのお客様はただ観光バスの窓からスラムを見るのではなく、本物のスラムで過ごしてみたいと考えていらっしゃるのです。そこでこのユニークなリゾートのアイディアが生まれました。
私どもは南アフリカ共和国の人々の工夫によってネガティブなものをポジティブなものへと変化させていくことができると信じております」
と述べるなど自信を見せています。なお、紹介動画は以下から。お子様も安心して遊びに来れるようです。
お手軽で安全、快適にスラムの雰囲気を味わえる「Shanty Town」であなたもなんちゃってギャング気分!友達に差をつける刺激的な旅行になりそうです。
Shanty Town Slum Themed Resort for the Tasteless Rich Amusing Planet
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