モバイルルーターなのにフルセグ対応の「Pocket WiFi 304HW」発売決定、スマホやタブレットがテレビに

もはやバッテリー容量くらいしか差別化できないかと思われていたモバイルWi-Fiルーターに興味深い新機種が登場しました。


テレビチューナー搭載のモバイルWi-Fiルーター「Pocket WiFi 304HW」を開発 | 企業・IR | ソフトバンク

ソフトバンクモバイルのプレスリリースによると、同社は2014年7月中旬以降にテレビチューナーを搭載し、外出先でもテレビ視聴を可能にするモバイルWi-Fiルーター「Pocket WiFi 304HW」を発売するそうです。

「Pocket WiFi 304HW」はプラチナバンドを除く3G(1.5GHz/1.7GHz/2.1GHz)とイー・モバイルのLTE(1.7GHz)、AXGP(2.5GHz)に対応したモデルで、下り最大110Mbpsでの通信が可能。

新たにテレビ機能を搭載していないスマートフォンやタブレットなどから、専用のアプリケーションを利用して外出先などでテレビを視聴することができ、受信状況に応じてワンセグとフルセグを自動で切り替えられるとのこと。

なお、バッテリー容量は2400mAhで、連続通信時間は約9時間。テレビ視聴時もフルセグで約9時間、ワンセグで約11時間の連続視聴が可能なほか、タッチ操作対応の2.4インチカラー液晶も搭載しています。

なかなか画期的なモデルですが、1つ気になるのが電波の受信感度。ワンセグやフルセグに対応したスマホを利用したことがあるユーザーは経験があると思われますが、本体にアンテナが付いているタイプはもちろん、イヤホンがアンテナになるタイプでもあまり受信感度は良くなく、「そもそも受信できない」「映像が乱れる」といったケースは多々あります。

本体を手に持つスマホやタブレットですら受信感度が悪いのであれば、カバンの中に入れて使うことが多いであろうモバイルルーターの受信感度は推して知るべし……となるわけですが、何らかの対策は行われているんでしょうか。

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