新OS「Windows 10」は2015年後半リリース、スタートメニュー復活でスマホやタブレットも統合

マイクロソフトが次世代OS「Windows 10」を発表しました。詳細は以下から。


さっそくイベント開始。新たなWindowsは「Windows 9」ではなく、「Windows 10」となることが告知されました。

「Windows One」という候補もあったものの、初代Windowsと被るのでアウトに。

パソコンだけでなく、スマホやタブレットもすべてWindows 10に。アプリケーションは「One store」経由で配信され、storeの内容はパートナー企業ごとにカスタマイズ可能。

Windows 8とは違い、最初からスタートボタンがあります。ちょうどWindows 7の使いやすさにWindows 8の要素を上乗せした形に。


もちろん今までのソフトも利用可能。

タスクバーの上に現在実行中のアプリケーションを表示できる「タスクビュー」を採用。

コマンドプロンプトは健在。直接Ctrl+Vで貼り付けできるようになりました。

タスクビューは特にタッチ操作の時に効果を発揮します。

タッチ操作メインのUI。2in1タイプのモデルは切り替えて使うことになります。

明日から「Windows Insider Program」がロンチされ、ノートパソコンおよびデスクトップ向けのWindows 10テクニカルプレビュー版が提供される予定。その後サーバー版もリリースされます。

Windows 10のコンシューマー向け機能については2015年初頭に告知されるほか、4月に行われるカンファレンスでユニバーサルアプリの詳細が発表される予定。気になるOSの出荷時期については2015年後半と明言されています。

◆質疑応答
Q:
Windows 7およびWindows XPユーザー向けのアップグレード版提供は?

A:
今は全体的な製品ファミリーについて話す段階。アップグレード価格などに関するニュースはありません

Q:
Windows 8からいきなり10になるのは変では?

A:
実際の製品を見た時、Windows 10がより適切な名前だと同意すると思います。

Q:
Windows 10はスマホ向けOSの次期バージョンと考えてもいいのか

A:
はい。私たちはパソコン、タブレットの間で体験を共有しようとしている。その最良の方法がWindows 8.1からの進化。コアが共通になることで開発者がより効率的なアプリ開発を行えるようになります。

Q:
ARMベースのSurfaceはどうなるのか

A:
Windows 10の構築はすでにARMベースのSurface向けにリリースされたアプリをサポートするためにも構築されています。

Q:
「Windows 10」ということで、大きなネコにちなんだバージョン名が付けられる?

A:
おそらくない。私たちは「Windows 10」という名称でプレイするつもり。

Live from Microsoft’s Windows 9 event – The Verge

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