マイクロソフトがようやく本腰、Windows Phone 8.1無料化やスタートボタン復活も



モバイル分野でAppleやGoogleに大きく遅れを取っていたマイクロソフトですが、ついに思い切りました。

Microsoft showcases latest updates to Windows, opportunities for developers

マイクロソフトのプレスリリースによると、本日未明に行われた開発者向けイベント「Build 2014」において、以下の内容を提供しています。

◆Windows Phone 8.1にパーソナルアシスタント「Cortana」登場
iOSの「Siri」のようなパーソナルアシスタント機能「Cortana」が「Windows Phone 8.1」に搭載。まもなくアメリカでベータ版が公開され、アメリカや中国でも2014年後半に提供(ほかの国への展開は2015年)。

Windows Phone 8.1の開発者向け版は今月末にも公開される予定です。

◆Windows無料化
タブレットやスマートフォンなど、9インチ以下のデバイスに対してWindowsのライセンス料を無料に。1年間の「Office 365」使用権も付属し、1GB RAM・16GBのストレージを備えた安価な端末などの開発が容易になります。

◆Windows 8.1のアップデート
Internet Explorer 11に改善されたInternet Explorer 8との互換性を提供。ユーザーインターフェースが改善され、スタートボタン復活によってシャットダウンも高速化されます。

◆デバイス間でアプリを統合
ユニバーサルプロジェクトの導入により、開発者は簡単にWindowsデバイスを最大限活用できるよう最適化可能に。開発者は今までのスキルでWindows Phoneの8.1とWindows 8.1で利用できるアプリを作成できるようになるほか、ユーザーインターフェースも統一されます。

「Windows Mobile」でスマートフォン市場の最前線をひた走り、「Microsoft Office」に代表される膨大なソフトウェア資産を持っていたことを考えると、巻き返しを図るのに時間がかかりすぎたのではないかと思わせるほどでしたが、ようやく流れが大きく変わることになりそうです。

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