あなたの部屋がそのままステージに、マイクロソフトの拡張現実ゲーム「Project X-Ray」が未来過ぎる

ヘッドマウントディスプレイで視界に3D映像を重ねるマイクロソフトの拡張現実ゲームがすごいことになっています。詳細は以下から。


先日マイクロソフトがニューヨークで開催したイベントで公表されたヘッドマウント型3Dホログラムコンピュータ「HoloLens」用のゲーム「Project X-Ray」。HoloLensは従来のヘッドマウント型とは異なり、現実世界に3Dホログラム映像を重ねることができる拡張現実型のコンピュータです。

つまりはアニメ「ソードアート・オンライン」のように別世界に没入するのではなく、現実の風景に3Dホログラム映像が重ね合わされるということ。この状態であなたの部屋がそのままゲームステージになってしまうのが「Project X-Ray」なのです。

「Project X-Ray」ではHoloLensを着用して専用の棒状のコントローラーを握ると、コントローラー周辺にホログラムの武器が展開。つまりはホログラムの武器を自分自身で装備できてしまいます。

そしてHoloLensは部屋の家具や壁を認識しており、現実の壁を破るようにエイリアンがあなたの部屋に侵入してきます。あなたはホログラムの武器から弾丸を射出してエイリアンを倒さなければなりません。エイリアンの攻撃は実際に体で避けることになります。攻撃に対する当たり判定がどこまでかは不詳。

より大きな敵には武器を「ヴォルテックスモード」に切り替えて捕獲し、壁や他のエイリアンにぶつけて倒し、強力な攻撃に対してはシールドを展開して防御することも可能。溜めのモーションからより強力な攻撃を行うことも。手元でホログラムの武器が変形していくのはかなりぐっと来ます。


実際の動画は以下から。

Holy Crap, This New Hololens Demo Is Freaking Crazy – YouTube

あれこれと妄想が膨らんでしまいそうなHoloLensですが、現時点ではまだコンシューマ向けの発売は発表されていません。いつ頃私たちの手に届くことになるのか、期待が膨らみます。


Project X Lets You Fight HoloLens Aliens In Your Living Room, And It’s Freaking Unreal

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