ついにHTCが日本公式ショップ閉店へ、本国・台湾でもシェア2%で「持っていたら珍しい」状況に
世界初となるAndroidスマホのリリースにこぎつけ、日本ユーザーに向けて徹底的にカスタムしたauの高性能スマホ「HTC J Butterfly」シリーズで一世を風靡したHTCが、ついに日本から去ろうとしています。詳細は以下から。
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HTC公式ショップ「HTC e-shop」によると、同店舗は2021年3月31日(水)をもって閉店するそうです。
「おすすめ商品」にスマホ向けケースが1つだけ並び、それすら売り切れとなっているHTC e-shop。
かつてファン待望だった「HTC U11」のレッドも売り切れ。
後継機種にあたる「HTC U12+」も、もちろん取り扱われていません。もうHTCのハイエンドスマホを国内でお目にかかることはないのでしょうか。
ちなみにHTCのお膝元である台湾のスマホ市場では、Apple(49.34%)、Samsung(20.23%)、Oppo(9.61%)がトップ3で全体のほぼ8割を占めており、4位以降はASUS(4.79%)、Xiaomi(3.56%)、ソニー(3.26%)の順番に。
Mobile Vendor Market Share Taiwan | StatCounter Global Stats
そのさらに下にいるのがHTC(2.48%)で、制裁でシェアを一気に落としたHuawei(2.11%)よりわずかに上なのが現状です。
もはや本国ですら「持っていたらレア」なスマホメーカーとなってしまったHTC。往年の勢いを知っている人であればあるほど、むなしい思いをしてしまいそうです。
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