「UFO実在」軍関係者ら証言、国防総省は報告書を来月発表、経緯まとめ
未確認飛行物体(UFO)に関する報告書が来月発表されることになりました。経緯と現状をまとめます。
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◆CBS番組で米軍関係者らが「UFO実在」証言
現地時間5月16日に放映された米CBS放送のドキュメンタリー「60ミニッツ」で、元米海軍パイロットのRyan Graves氏がUFOをほぼ連日目撃していたことを証言。番組では米軍パイロットが撮影したUFO動画も公開されました。
またこの番組では国防総省の「先端航空宇宙脅威特定計画」(AATIP)でUFO調査プロジェクトの元責任者だったLue Elizondo氏もUFOの実在は間違いないと主張。この発言は日経新聞も報道しています。
番組のダイジェストはこちらから確認できます。
◆番組直前に新たなUFO映像も公開
またこの番組の2日前には2019年7月15日にサンディエゴ沖でUSSオマハから撮影された新たなUFOの映像が公開され、国防総省はこれを正式に米軍が撮影したものと認めています。
こうした動きは今回いきなり出てきたものではなく、Buzzap!でも2019年に米海軍が初めて正式に「UFOと遭遇した映像は本物、正体は不明」と認めた件について記事化しており、数年かけてじわじわと存在が公的になものになってきました。
◆6月には国防総省がUFO報告書を公開
Elizondo氏は番組で「焦点は一体何者でどういう意図があり、どんな能力を持っているかだ」としています。
決して現時点では宇宙人の乗り物と認めてはいませんが、中国の新タイプのミサイルなどのあらゆる可能性を検討した上で説明できない目撃情報もあったとのこと。
国防総省はこれらの目撃情報を受けて2020年8月に特別タスクフォースを立ち上げ、調査を開始。そして2021年6月にはUFOに関する報告書を議会に提出する予定となっています。
来月いったいどのような事実が明るみに出されることになるのでしょうか。
ナチュラルスピリット (2019-01-20)
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