「Galaxy S24」正式発表、7年間のOSアップデートや夜景もきれいに撮れる4段階望遠ズーム付きカメラ、Galaxy AIの新機能も
フラッグシップスマホ「Galaxy S24」シリーズの全容が正式に明かされました。詳細は以下から。
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◆Galaxy S24のスペックまとめ
公式発表により明らかになったシリーズ各モデルの詳細はこんな感じ。
・Galaxy S24
ディスプレイ:1~120Hz対応6.2インチフルHD+有機EL、輝度2600nit
メモリ:8GB
ストレージ:128/256/512GB
背面カメラ:5000万画素広角(f値1.8)、1200万画素超広角(f値2.2)、1000万画素望遠(f値2.4、3倍)
前面カメラ:1200万画素
バッテリー:4000mAh(有線25W、ワイヤレス10W充電対応)
その他:アルミニウム製フレーム、IP68相当の防塵防水
・Galaxy S24+
ディスプレイ:1~120Hz対応6.7インチフルHD+有機EL、輝度2600nit
メモリ:12GB
ストレージ:256/512GB
背面カメラ:5000万画素広角(f値1.8)、1200万画素超広角(f値2.2)、1000万画素望遠(f値2.4、3倍)
前面カメラ:1200万画素
バッテリー:4900mAh(有線25W、ワイヤレス10W充電対応)
その他:アルミニウム製フレーム、IP68相当の防塵防水
・Galaxy S24 Ultra
ディスプレイ:1~120Hz対応6.8インチWQHD+(3120×1440)有機EL、輝度2600nit
メモリ:12GB
ストレージ:256GB/512GB/1TB
背面カメラ:2億画素広角(f値1.7)、1200万画素超広角(f値2.2)、1000万画素望遠(f値2.4、3倍)、5000万画素望遠(f値3.4、5倍)
前面カメラ:1200万画素
バッテリー:5000mAh(有線45W、ワイヤレス10W充電対応)
その他:チタニウム製フレーム、IP68相当の防塵防水
◆S24/S24+は据え置き、S24 Ultraは値上げか
Galaxy S24シリーズの価格は以下の通り。Galaxy S23、Galaxy S23+は据え置きで、Galaxy S24 Ultraは100ドル値上がりしています。
Galaxy S24:799ドル
Galaxy S24+:999ドル
Galaxy S24 Ultra:1299ドル
◆長期間のサポートを実現
Galaxy S24、S24+、およびS24 Ultraには7年間のOSアップデート及びセキュリティアップデートが提供されるとのこと。
前モデルの「Galaxy S23」シリーズには4年間のOS/5年間のセキュリティアップデートが提供されていたため、大幅に延長されたことになります。なお、Galaxy S23などの以前のモデルには現状適用されないとしています。
◆「Galaxy AI」機能を多数導入
Galaxy S24シリーズ全モデルには、Google Cloud経由で生成AIモデル「Gemini Pro」および画像生成AI「Imagen 2」を導入しているとのこと。以下のような機能が紹介されています。
・Circle to Search with Google(かこって検索)
ブラウジング中にSペンを使って丸で囲むだけで、スクリーンショットも取らずに対象の画像や動画、テキストを検索できるとのこと。
・Live Translate
通話アプリに内蔵される機能で、違う言語の相手と通話する場合にリアルタイムで翻訳され、内容が画面に表示されます。
・Chat Assist
AI主導でテキストメッセージを作成。ビジネス、親しい友人、礼儀正しくしたい場面など状況に合わせて適切な口調を選択できるそうです。
・Note Assist
入力やメモの最中でも内容の要約を行ってくれるため、書き始めるだけで概要が作成できます。
◆S24、S24+は大画面化へ
Galaxy S24やS24+は従来より画面が大きくなったほか、細やかな可変リフレッシュレートや低消費電力を実現する「LTPO技術」対応の有機ELを搭載。
さらにGalaxy S24+はメモリも8GB→12GBに増量され、快適に操作できるようになるようです。
なお、Galaxy S24/S24+にはヨーロッパなど一部地域でSamsung製独自プロセッサ「Exynos 2400」が搭載されるとしていますが、日本向けに搭載されるかは明らかにされませんでした。
◆Galaxy S24 Ultraは望遠カメラが大きく進化
最上位機種の「Galaxy S24 Ultra」は、プロセッサにSnapdragon 8 Gen 3を採用。
従来のエッジディスプレイからフラットディスプレイに変更され、コーニング社最新の「Gorilla Glass Armor」や、頑丈で放熱性にも優れるチタンフレームが採用され、耐久性が大きく向上しました。
背面カメラは光学3倍および5倍望遠に変更され、クロップズームを使用することで2倍、3倍、5倍、10倍の光学および光学品質ズームを実現。
色調の向上やノイズの低減を行う新搭載のAI処理技術「ProVisual engine」に加えて、前モデル比1.6倍になったイメージセンサーで暗所におけるズーム撮影の性能も向上し、遠くの被写体も明るくくっきりと撮れるようになったとのこと。
放熱用部品のベイパーチャンバーの面積も前モデル比で約1.9倍に拡大し、処理能力を大きく引き出すことができます。
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