Galaxy S24「Exynos 2400」Snapdragon 8 Gen 3に大きく肉薄、最適化と高効率コアで発熱や消費電力も対策へ



コスト削減のためにGalaxy S24/S24+に搭載されると目されているSamsung独自開発プロセッサ「Exynos 2400」。

「Snapdragon 8 Gen 3には大きく見劣りする」と思われていましたが、取り越し苦労に終わるかもしれません。詳細は以下から。

海外メディアの報道によると、「Galaxy S24/S24+」に搭載予定のExynos 2400の処理能力が大きく向上したそうです。

これはベンチマークアプリ「Geekbench」で新たに公開されたスコアで明らかになったもの。去年10月に確認されたスコアと、今回の比較は以下の通りです。

◆過去のベンチマークスコア
・Exynos 2400
シングルコア2067/マルチコア6520
・Snapdragon 8 Gen 3
シングルコア2234/マルチコア6807

◆今回のベンチマークスコア
・Exynos 2400
シングルコア2193/マルチコア6895
・Snapdragon 8 Gen 3
シングルコア2297/マルチコア7104

Snapdragon 8 Gen 3には一歩及ばないもののかなり差が縮まっており、3ヶ月間で多くの最適化が図られたものとみられています。

なお、Exynos 2400は超巨大コア「Cortex-X4」1つ、大型コア「Cortex-A720」5つ、高効率コア「Cortex-A520」4つの10コア構成。

4つの高効率コアにより高いエネルギー効率が見込めるため、低消費電力かつ低発熱を実現するとされています。

AMDと共同開発し、iPhone 15 Proの「Apple A17 Pro」を上回るとも報じられるGPU「Xclipse 940」が搭載され、高いグラフィック性能やAIの画像処理能力にも期待できそうなExynos 2400。

Snapdragon 8 Gen 1で引き起こされた発熱問題を解消し、Snapdragon 8 Gen 3に迫る処理能力を実現したプロセッサがGalaxy S24に搭載されることになれば、買い換えを検討していたユーザーにとって朗報と言えそうです。

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