「Honami」というコードネームでソニーが最強のスマートフォンを開発していることを以前BUZZAPでお伝えしましたが、その詳細がさらに明かされました。
Here is the latest specs of the coming super phone - Sony i1 (Honami) | Svartling Network
以下が「Honami」の新たな詳細。さらに非常にぼんやりとした本体写真とされるものも公開されています。
・ディスプレイ
あらゆるシーンやコンテンツを鮮やかに表現できるトリルミナス、空気層を無くすことで反射を抑えたオプティコントラスト、そして超解像技術「X-Reality Engine」を採用したコントラスト比2000:1の5インチフルHD(1920x1080)液晶。
・CPU
GPUも強化され、複数の周波数帯を束ねてLTEをさらに高速化するキャリアアグリゲーション技術に対応したクアルコムの最新CPU「Snapdragon 800(2.3GHz、クアッドコア)」搭載。
・メモリ、ストレージ
2GBのRAMと32GBのフラッシュメモリ搭載。microSDカードによる容量拡張も可能。
・カメラ
2/3インチのExmor RSセンサーとソニーのGレンズ、そして高速画像処理エンジン「BIONZ」採用の1300万画素カメラ搭載。フラッシュはデュアルLEDとキセノン。UIはサイバーショットのものを採用し、レンズを交換できる可能性も。前面カメラは1080p動画撮影対応の220万画素 Exmor Rカメラ。
・音質
デュアルステレオスピーカーに加えて、ハイエンドウォークマン向けのフルデジタルアンプ「S-Master MX」搭載。
・バッテリー容量
3000mAh。さらに改善されたスタミナモードも。
・その他
Xperia Zの「Dragontrail glass」よりも強固なガラスをディスプレイに採用し、本体はカーボンファイバーとガラス、金属採用。防水・防塵・耐衝撃を備え、赤外線にも対応。
あくまで確定スペックではありませんが、実現すればXperiaとサイバーショット、そしてウォークマンを1台にまとめて持ち歩けるようになるという、まさに夢のようなモデル。
特にフルデジタルアンプ「S-Master MX」については音質に定評があるため、本当に搭載されれば別途スマートフォンに小型アンプを取り付けて持ち歩いているような音にこだわりたいユーザーも取り込めるのではないでしょうか。
なお、ブランド名および型番が「Sony i1」へと変更される可能性も示唆されていますが、ここまで完全にソニーの技術を統合するのであれば、そのようなネーミングが施されるのも無理はないのかもしれません。
ちなみにソニーの平井社長は5月に世界各地で好評を博している「Xperia Z」に続いて、「総合力を生かした最強の商品を投入する」とコメント。おそらく秋冬モデルでの展開になると思われますが、AppleのiPhone 5Sとぶつかることになるのかが気になるところです。
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