グァテマラの太平洋岸でM7.4の地震が発生、少なくとも45人が死亡し100人以上が行方不明に

2012年11月8日 12:25 by Buzzap!編集部
カテゴリー海外 | タグ震災

大きな地震のニュースが続いています。グァテマラで起きた地震としては1976年に2万5000人の犠牲者を出したM7.5の大地震以来の被害とのこと。

地震が起きたのは現地時間11月7日の午前10時35分。震源は首都グァテマラシティから南西に160km、沿岸の都市チャンペリコから24km。震源の深さは32kmとされており、この地震の揺れはメキシコシティやエル・サルバドルまで到達しています。

メキシコ国境に近い北西部のサン・マルコス県の山村地域では特に被害が大きく、死者は45人に上っており、100人以上が行方不明となっている模様。7万3000人が電気のない状態に置かれており、現在もグァテマラ軍が2000人体制で救助にあたっています。

ペレス・モリナ大統領はこれを受けて余震に対して最高レベルの警戒態勢を敷いており、市民には被害を受けたエリアからの避難を呼びかけると共に高層ビルに近づかないように、またハイウェイは地すべりにより破損、寸断が起こっているため利用の自粛も呼びかけています。なお、この地震による津波の心配はないとのこと。

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