【印度通信 Vol.0】インドにクンブメーラの取材に行ってきます


Photo by Junko Fujita

これまでもBUZZAP!では繰り返しインドにまつわる話を取り上げて来ましたが、この度インドへの取材行を実施します。


2月5日からBUZZAP!編集部の記者、深海はインドに直接赴き世界最大の祭であるクンブメーラを実地取材することと致しました。

クンブメーラは名実ともに世界最大の祭で、3年に1度、インドのハリドワール、アラハバード、ナシク、ウッジャインの4箇所をローテーションして行われます。12年に1度と言われたりもしますがこれはそれぞれの街の話で、クンブメーラ自体は3年に1度が正解です。

Official Website of Kumbh Mela 2013 Allahabad Uttar Pradesh India

今回はその4箇所の中でも一番規模が大きくなると言われているアラハバードでの開催です。1月14日から3月10日までの期間にいくつかメインの儀礼の日があり、その中でも最も大きな2月10日のサドゥーランニング(全裸のサドゥーと呼ばれる苦行者たちが大勢で街を駆け抜けてガンジス河で沐浴を行う)に向けて現地に向かいます。





Photos by Junko Fujita
※上記4枚の写真はすべて2010年にハリドワールで行われたクンブメーラの光景

また、アラハバードから電車で1~2時間の街、ヴァラナシにも滞在する予定です。ここは歴史よりも伝説よりも神話よりも古いと言われる不思議な街。こちらでもインドの現在の姿をあれこれ取材しようと考えております。

もちろんインドは広大です。ひとりの人間の目でインドを語り尽くすことは到底できません。記者である深海の見た光景を取っ掛かりとしてインドの一部について伝えるのが関の山でしょう。

それでも藤原新也、沢木耕太郎を筆頭にインドに惹かれた人は数知れず、インドに関する本も星の数ほど出版されています。そんな視点のひとつとなるようなインドについてのあれこれを、この「印度通信」ではゆるりとした日常の風景からお届けできたらと考えています。

(Photos by Junko Fujita)

ねこぢる
青林堂

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