KDDIが通話やデータ通信の品質向上へ、「エリア品質情報送信機能」を提供開始
KDDIが通信品質向上の取り組みとして、「エリア品質情報送信機能」をスマートフォン向けにも提供開始することを発表しました。
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スマートフォン向け「エリア品質情報送信機能」の提供開始について│スマートフォン・携帯電話│au
KDDIのプレスリリースによると、同社は本日からauケータイに搭載している「エリア品質情報送信機能」をスマートフォンにも提供するそうです。
「エリア品質情報送信機能」は、通話、データ通信時におけるエリア品質、発生場所 (GPS位置情報含む)、電波状況を携帯電話で自動収集・送信することで、送られたエリア品質情報は統計的に分析が行われ、ユーザーが通信エラーを体験した場所や不満のある場所の電波状況の改善に役立てていくというもの。
対象となるのは音声の発着信、Eメール(@ezweb.ne.jp)の送受信、Web通信およびYouTube閲覧で「au Wi-Fi 接続ツール」アプリの一部機能として提供。本日アプリ更新が行われるとしています。
対象機種は以下。今後発売される機種についても順次対応していくとのこと。
XPERIA VL、AQUOS PHONE SERIE、ARROWS ef、optimusG、DIGNO S、VEGA、G’zOne TYPE-L、INFOBAR A02、HTC J butterfly、AQUOS PAD
ちなみにKDDIは「CEATEC JAPAN 2012」において同技術を紹介。3GやWi-Fi、LTEの通信品質を自動でチェックして通信量の少ない深夜などに送信し、ユーザーが「つながりにくい」と感じているところの改善につなげるものであることを明かしています。
KDDIがエリア改善に利用している「トラフィックマップ」。基地局のデータをベースに、ユーザーのトラフィックが増大しているスポットを実際の地図と合わせて可視化できるツールです。
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