「Windows 7はWindows 8よりも6倍もマルウェアに感染する可能性が高い」とマイクロソフトが明言

マイクロソフトが公式ブログでWindows 7の危険性を指摘しました。


セキュリティ上の脅威の進化と企業への影響 – The Official Microsoft Japan Blog – Site Home – TechNet Blogs

マイクロソフト日本法人の公式ブログによると、Windows 8は以下のように、Windows 7以来の大幅なセキュリティアップデートが施されているそうです。

・画期的なマルウェア対策機能 (セキュアブート、トラストブート)
・データ保護の大幅な強化 (Trusted Platform Module 2.0、デバイスの暗号化、暗号化ハードドライブのサポート)
・最新のアクセス制御 (仮想スマートカード、ダイナミック アクセス制御)

さらにWindows 8.1には以下をはじめとするより多くのセキュリティ機能が用意されていますが、これは刻々と変化するハッカーによる脅威に対し、先手を打つことを目的としたもの。

・タッチベースの指紋生体認証
・IT担当者がデバイス内の企業データを削除できる遠隔データ消去機能
・Windows の全エディションに搭載されているデバイス暗号化
・クラウドベースのマルウェア検出サービス Provable PC Health

マイクロソフトはこの記事を通じて最新のハードウェアとOSを導入することの重要性をアピールしていますが、非常に興味深いのがこのインフォグラフィック。Windows XPが登場した2001年当時と2013年を比較しています。

常時接続が当たり前になり、ネットユーザーは27億人にまで膨れ上がりました。

一方でモバイルデバイス増加により、データの脆弱性も拡大。

ハッカーも名声などを目的とした個人レベルではなく、知的財産や機密情報を狙い、利益を追求するプロ集団や国家的組織に。つまり比べものにならないほど危険性が増しているわけです。

そして畳み掛けるように「Windows XPがWindows 8の21倍、Windows 7はWindows 8の6倍もマルウェア感染率が高い」と明言しています。

最新のハードウェアとOSを導入して欲しいということは分かるものの、実もフタもない気がしてならない今回の比較。Windows 7のメインストリームサポートはあと1年数ヶ月後となる2015年1月に終了する予定であるため、移行を促す意味合いを込めて、このような書き方をしているのかもしれません。

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