わずか18時間駆動の「Apple Watch」は4月24日発売、超極薄MacBookやApple TV値下げも正式発表

Appleが「ノートパソコンの再発明」と銘打った新型MacBookやApple TVの値下げを発表しました。

なお、同社の新機軸となる腕時計型端末「Apple Watch」のバッテリー駆動時間がわずか18時間と、にわかには信じがたい告知も行われています。詳細は以下から。


いよいよスタート。中国のApple Storeがにぎわいを見せる様子が紹介され、リテールストアが453店舗、来客数が1億2000万人に達したことが明らかに。

ドラマ「SEX AND THE CITY(セックス・アンド・ザ・シティ)などを手がけたCATV局「HBO」がAppleとコンテンツ配信で独占契約。Apple TVは69ドルで提供されるようになります。

Apple TVが99ドルから69ドルに値下げ。

iPhoneは7億台を売り上げ、業界全体の成長率よりも圧倒的に高い成長っぷりを見せていることも明らかに。

コカ・コーラがApple Pay対応自販機を4万台まで拡大。銀行での採用も進み、全米の70万ヶ所で利用できるように。

CarPlay対応車種は年末までに40種類以上展開予定。

Healthは医療研究分野に拡大。

「ResearchKit」は医療研究分野に特化したソフトウェアフレームワークで、研究者が簡単にアプリを作成可能。

各有名大学が連携。iPhoneのセンサーで患者の歩行状態などを感知することで、パーキンソン病、心臓疾患、喘息、乳がんなどの難病解決に取り組みます。

なお、オープンソースで提供されます。

ついに話はMacに。「ノートパソコンを再発明する」としていますが……

超極薄MacBook!なんと史上最軽量となる2ポンドボディに、従来比24%薄型化(13.1mm)に成功。




キーボードも40%薄く、しかし4倍丈夫に。

12インチ、2304×1440のRetina Display搭載。

Mac史上最薄のディスプレイ

1ピクセルに三原色が含まれ、従来より30%消費電力を削減。iPhoneやiPadのようにゴールド、スペースグレイを含む3色展開です。

5ワットで駆動する「Intel Core M」は1.3GHz~2.9GHzと、クロック数可変。

曲がったバッテリーを採用、ブラウジングなら9時間、動画再生なら10時間利用できます。

USB、DisplayPort、Power、HDMI、VGAがUSB-C端子1つで完結

「世界で最も電力効率のいいノートパソコン」と断言しています。

なお、Core M(1.1GHzデュアルコア、Intel HD Graphics 5300採用)や256GB SSD、8GB RAM搭載モデルが1299ドル。

Core M(1.2GHzデュアルコア、Intel HD Graphics 5300採用)、512GB SSDモデルが1599ドルで、いずれも4月10日発売となります。

続いていよいよApple Watch。誤差50msと、時計として非常に精度が高い上に、内蔵のスピーカーとマイクでiPhoneの代わりに通話することや、メールのチェックができます。

さらに心拍数を測定し、iPhoneと連携してヘルスケアに生かすことも可能。他にも声だけで天気や日時、音楽を選択できるなど、コンパニオンデバイスとして活躍します。

本日提供のiOS 8.2からApple Watch appを利用可能。ちなみにApple Watchのバッテリー持続時間は18時間で、日本では4月24日発売。盤面の大きさやバンドによって値段が異なり、38mm版は549~1049ドル、42mm版は599~1099ドルとなります。

なお、昨年11月にApple Watch向けアプリケーション開発環境「WatchKit SDK」を提供したところ、すでに数千のアプリが開発済み。駆動時間に難がありすぎるのではないかという気がしなくてならない同端末ですが、はたして「腕時計の再発明」を実現できるのでしょうか。

Apple – Live – March 2015 Special Event

Live from Apple’s ‘Spring Forward’ Apple Watch Special Event

Live from Apple’s ‘Spring Forward’ Watch event – The Verge

Mac Rumors: Apple Mac iOS Rumors and News You Care About

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