MVNO初の試みだったmineoの「フリータンク」に暗雲、引き出し超過でパケットが底をつく

「余ったパケットをユーザー同士で融通しあえる」

そんな画期的なサービスだった格安スマホ・mineoの行く先に暗雲が立ちこめ始めています。詳細は以下から。


フリータンクに対する運営事務局の方針と今後について | スタッフブログ | マイネ王

mineo公式コミュニティブログ「マイネ王」によると、1月24日にフリータンクの残容量が3TB(※1GB換算で3000人分、ちなみにmineoの加入者数は50万人)を下回り、1月26日には底をついてしまう見込みだそうです。

フリータンクの利用イメージ。フリータンクへ入れる際は、時期や回数に制限は無く、月に合計10GBまで入れることができ、引き出す場合は毎月21日~末日に、月に2回・合計1GBまで引き出しできるというもの。本来助け合いを目的としたサービスです。

マイネ王によるとフリータンクはほんの数ヶ月前まで上手く機能しており、毎月初めの容量は20TB(約2万人分)程度を維持。しかし今月初めには10TBほどに半減するなど、パケットの引き出しが超過していました。

なお、仮にフリータンクからパケットが枯渇してしたとしても、mineoからパケットを補給することはないとしており、今後フリータンクが継続して正しく運用されるようなルールの改修を実施する方針。

さらに「フリータンクで1GBもらえる」というような、引き出しだけを助長するようなプロモーションをmineoとして今後行わないとしています。

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