パープル復活の「Xperia 1」速攻レビュー、世界初の「21:9」4K HDR有機EL搭載で映画撮影までできる3眼スマホに

ソニーがフラッグシップスマホ「Xperia 1」の国内初お披露目を行ったので、レビューをお届けします。詳細は以下から。


これがXperia 1本体。かなり縦長となるアスペクト比「21:9」を実現した、世界初の6.5インチ4K HDR(3840×1644)有機ELにSnapdragon 855、6GB RAM/64GB ROMや800万画素前面カメラを備えたモデルです。

背面にはF1.6 1220万画素標準/F2.4 1220万画素望遠/F2.4 1220万画素超広角の3眼カメラおよび3330mAhバッテリー。



サイドはXperia Zシリーズを思い出させるデザインです。



長さはあるものの幅はあまりなく、思いのほか持ちやすいのが特徴です。

実際に触ってみたところ。

21:9という、かなり長めの本体となったXperia 1。その真価はマルチウインドウで発揮されます。

「縦画面、横画面のどちらにしても2つの画面を快適に使える」というのは、これはこれでかなり便利。「動画を見ながらSNSで実況」などもXperia 1なら可能です。


人物の目に正確にピントを合わせる「瞳AF」に対応したシリーズ初の3眼カメラを備えたXperia 1には通常のカメラアプリに加えて、プロユースの「Cinema Pro」も。

ソニーの映画撮影用のカメラ技術を取り込み、なんと映画のような23.98FPS・4K映画を撮ることができます。

Cinema Proを実際に使ってみたところは、このムービーを見れば分かります。はっきり言って玄人向けのガチすぎる撮影機能です。

撮影した動画は制作者の意図を忠実に再現する「クリエイターモード」で美しく楽しむことができます。まさに映画を撮ってそのまま楽しめるスマホです。

別途ソニーの高画質エンジン「X1 for mobile」を使った画質補正なども可能。

さらに今回、Xperiaシリーズ初となる「ドルビーアトモス」をスピーカーおよびイヤホンに実装。

ドルビーアトモスを採用した他のスマホと同じメニュー。しかしなんと、ソニー・ピクチャーズオリジナルのチューニングが施されてあります。


STAMINAモードやいたわり充電など、人気の各種アシスト機能も搭載。

カラーバリエーションにパープルが戻ってきました。これでこそXperiaです。

今夏各キャリアから発売されるとみられるXperia 1。ソニーの各部門から技術を寄せ集め、パープルを復活させたことはXperia復権の鍵となるのでしょうか。



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