「3万円以下の格安5Gスマホ」中国で開発中、なお現行価格は12~16万円
実現すれば5Gはあっという間に普及します。詳細は以下から。
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台湾メディア「DIGITIMES」の報道によると、世界最大の携帯電話会社・チャイナモバイルが2020年末までに2000人民元以下の5Gスマホを発売することを目指しているそうです。
チャイナモバイルは5Gスマホの本体価格を2020年に5000人民元、3000人民元……と段階的に引き下げていく方針で、2020年末までに2000人民元(約3万円)以下のモデルを発売するとのこと。
すでに中国の携帯電話メーカーと協力を進めており、低コストのモバイルソリューションや安価な部品の活用を進めるとしています。
SamsungやHuawei、Oppo、Xiaomi、Lenovoなどが発売した5Gスマホの本体価格が8000~10000人民元(約12~16万円)であることを考えると、かなり野心的と言えるチャイナモバイルの目標。
高価な5Gプロセッサやチップセット、RFモジュール、バッテリー、放熱装置などの各種部品のコストを1年強で80%近く引き下げる必要があるため、業界関係者は否定的な見方を示しています。
2024年までの5年間にネットワーク網が全世界の45%をカバーし、利用者は19億人に達するとエリクソンが予測するなど、一気に広まるとみられている5G。
普及には端末価格の引き下げが欠かせないだけに、世界最大キャリアが進める「格安5Gスマホ」の行く先に注目が集まりそうです。
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