30年前の夏がフラッシュバックする音楽ストリーミングサイト「Poolside.fm」、休日にも在宅勤務にも

これからの季節、自宅があの頃のプールサイドになる音楽ストリーミングサイトがとんでもなく素敵なことになっています。詳細は以下から。


ようやく緊急事態宣言は解除されたものの、第2波のニュースも飛び込んでくるなどまったく予断を許さない新型コロナウイルス情勢。今年の夏はどうなるのか、まだ誰にも分かりません。

そんな中で休日の気持ちのいい時間に、そして在宅勤務を続けている人にもぴったりの、古き良き時代の夏のプールサイドを思わせる音楽ストリーミングサイトがあります。

その名もずばりPoolside.fmというこのサイト、開設されたのは2014年のことです。見た目はOS X以前の古いMac OSをベースにした、なんともレトロな雰囲気のもの。

アクセスしたときの起動エフェクトも20世紀感に溢れかえっています。

操作は左側のPoolside FMというウィンドウから音楽を再生するだけ。いずれも曲名のクリックでSoundCloudなどのもとの音源にたどり着くことができるようになっています。

音楽のセレクションとしては、80年代を思わせるチューンが多く、少し前に流行った日本の80年代のある種の楽曲を指す「シティポップ」の雰囲気を感じさせます。もしくは「ヴェイパーウェイヴ」的と言ってもいいでしょうか。

なお、右上の▼タブからチャンネルを切り替えることも可能。デフォルトの「Poolside FM」に加えて「Hangover Club」「Tokyo Disco」「Inside Summer」「Friday Nite Heat」の全5局が登録されています。

右側のPoolside TVからはゴキゲンな映像が延々と流れ続けてくれます。通信量が心配な時や仕事中にはオフにすることも可能。

Tシャツなどの物販も行っています。

また、アカウントを作成するとチャットに参加したりお気に入りの曲を保存してプレイリストを作ることも可能です。

このサイトはMarty Bellさんを筆頭としたデザイナーやプログラマーによって作成されており、マーケティングもせず、従業員も存在しませんが2019年には100万再生を達成したとのこと。


このサイトはこれまでも話題になったことがありましたが、日本のツイッターユーザーのツイートが大きくバズったことで再び脚光を浴び、公式アカウントも歓迎の意を示しています。

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