高性能な格安5Gスマホを実現するSnapdragon 778G Plus、695、480 Plus一挙発表、4Gスマホ向けのSnapdragon 680も

クアルコムがミドルレンジ~エントリースマホプロセッサを発表しました。詳細は以下から。


クアルコムのプレスリリースによると、同社は2022年に向けて新たに4種類のプロセッサをリリースするそうです。

すでにXiaomi、OPPO、vivo、HONOR、Motorola、HMD GLOBAL(NOKIA)などが関心を寄せており、これらのメーカーから採用スマホがリリースされるとみられます。

◆5Gスマホ向け
・Snapdragon 778G Plus(6nmプロセス)
「Snapdragon 778G」の後継にあたり、CPUとGPUを強化。最大2200万画素の写真を3枚同時に、HDR10+動画を10億色以上で撮影できるほか、わずか15分で驚異的な0~50%の充電を実現する「Quick Charge 4+」対応。

・Snapdragon 695(6nm)
前モデル「Snapdragon690」と比較してCPUを15%、GPUを30%強化しミリ波とSub-6両対応に。最大1300万画素の写真を3枚同時に撮影できるほか、暗所撮影の性能を引き上げる「Low Light Capture」をサポートし、Quick Charge 4+にも対応。

・Snapdragon 480 Plus(8nm)
前モデル「Snapdragon 480」の成功を踏襲し、5Gのさらなる普及を促進すべく開発されたプロセッサでミリ波とSub-6両対応。エントリースマホ向けでありながら120Hzディスプレイをサポートしたほか、Quick Charge 4+にも対応。

◆4Gスマホ向け
・Snapdragon 680(6nm)
前モデル「Snapdragon 678」から全体的なバッテリー性能が20%向上したLTEスマホ向けプロセッサ。AIを用いて超広角、広角、望遠写真を暗所でも撮影できるようにしたほか、Quick Charge 3.0に対応。

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