「iPhone 15 Pro Max」Androidスマホを周回遅れに、Snapdragon 8 Gen 3搭載のXiaomi 14 ProやPixel 8 Proなど最新機種を一蹴し絶対王者に

最先端の3nmプロセスで作られたにもかかわらず、マルチコア性能でSnapdragon 8 Gen 3やDimensity 9300に差を付けられていることが明らかになった「iPhone 15 Pro Max」のApple A17 Pro。

しかしながら今回、その真の実力が分かりやすい形で証明されてしまいました。詳細は以下から。


YouTubeチャンネル「TechDroider」で行われた最新ハイエンドスマホ各種を用いたバッテリーテストで、驚くべき結果が確認されました。

今回使われたのは最新プロセッサSnapdragon 8 Gen 3を世界で初めて搭載したXiaomi 14 ProやiPhone 15 Pro Max、Galaxy S23 Ultra、Pixel 8 Pro、OnePlus 11、Xiaomi 13 Ultraの6台。公平を期すため、リフレッシュレートは120Hzに調整され解像度も可能な限り合わせられています。

途中で表面温度も計測されながら、さまざまなアプリケーションが実行され続けます。

約9時間経過後、最初に脱落したのは先日発売されたばかりのPixel 8 Pro(Tensor G3搭載)。その後Androidスマホは次々とバッテリー切れに陥りますが……

なんと圧倒的にバッテリー容量が少ないにもかかわらず、iPhone 15 Pro Maxだけ1時間以上長く動き続けます。

最終的にiPhone 15 Pro Maxが11時間45分、次いでXiaomi 14 Proが10時間24分駆動するという結果になりました。

また、興味深いのが「Snapdragon 8 Gen 2 for Galaxy」搭載のGalaxy S23 Ultraが10時間5分という結果を出していた点。Xiaomi 14 Proの方がやや熱くなっているため、Snapdragon 8 Gen 3は処理能力のために電力効率を犠牲にしている可能性が高そうです。

詳細を確認できる動画は以下から視聴できます。

数々のAndroidスマホを圧倒する長時間駆動を達成し、「最新プロセスで作られた最先端プロセッサ」の面目躍如となったApple A17 Pro。

製造元のTSMCは2025年にも2nmプロセスを実用化し、時を同じくしてiPhoneには大容量で充電時間も短い次世代バッテリーが搭載される可能性が高いとみられるため、一回の充電で長時間動き続けるモンスターマシンが生まれることも想像に難くありません。

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