2nmプロセス「iPhone 17 Pro」独占へ、圧倒的な処理能力と低消費電力でAndroidスマホまたしても周回遅れの性能に
世界初となる最先端の製造プロセスで作られた半導体を手にするのは、やはりあの会社でした。詳細は以下から。
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台湾メディア「DIGITIMES」の報道によると、TSMCが今年後半に最先端の2nmプロセスを用いた半導体の小規模生産を開始するそうです。
しかし大量生産自体は2025年の「iPhone 17 Pro」発売に合わせて開始されるとのこと。つまり搭載される「Apple A19 Pro」は世界初の2nmプロセスで製造されたプロセッサとなります。
なお、TSMCが昨年実用化した3nmプロセスと同じく、当面はAppleが製造ラインを独占することが決定済み。
今年後半に発表されるAndroidスマホ向け最新プロセッサ「Snapdragon 8 Gen 4」「Dimensity 9400」は初めて3nmで製造されるため、ようやくiPhoneに追い付けたかと思いきや、来年また大きく引き離されて再び「周回遅れ」状態となるわけです。
従来より高い処理能力を低い消費電力で実現できてしまうことから、モバイル機器にとって非常に大きな意味を持つ製造プロセスの微細化。
2026年には強化された2nmプロセス製造のプロセッサでAndroidスマホがiPhoneに追い付くものの、2027年には1.4nmプロセスでまた引き離される見通しのため、少なくとも数年以上は周回遅れをめぐる争いが続くようです。
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