より広いエリアでWiMAXを使える「Aterm WM3600R」登場、最大10時間駆動や約15秒のクイック起動も

上り速度が増速され、下り最大40Mbps、上り最大15.4Mbpsを実現した高速通信サービス「UQ WiMAX」に対応したモバイルWiMAXルーターの新機種「Aterm WM3600R」が発表されました。

業界最多となるモバイルルーターのラインナップを誇るUQ WiMAXですが、なんと今回登場した「Aterm WM3600R」は電波を拾いやすく、対応エリアが広がるという特性を持っています。

詳細は以下から。

WiMAX Speed Wi-Fiの新ラインナップについて | UQ WiMAX – ワイヤレスブロードバンドで高速モバイルインターネット

業界最長クラスの連続通信時間と業界最薄を実現したモバイルWiMAXルータを発売(2012年1月24日): プレスリリース | NEC

UQコミュニケーションズおよびNECアクセステクニカのプレスリリースによると、2012年2月上旬からNECアクセステクニカ製の新型モバイルWiMAXルーター「Aterm WM3600R」が発売されるそうです。

「Aterm WM3600R」はモバイルルーターとしては最薄にあたる12.8mmの薄さや約110グラムのコンパクトボディを実現したほか、前モデルの「Aterm WM3500R(バッテリー駆動時間は最大8時間)」を大きく上回り、国内最長クラスにあたる、最大10時間のバッテリー駆動時間を実現。

予備電源として「eneloop mobile booster」を利用可能で、ほぼ一日充電することなく連続使用が可能なほか、満充電による電池への負荷を抑え、内蔵電池の寿命を約1.5倍以上長持ちさせられる「ロングライフ充電機能」を搭載。

無線LAN端末の電源がOFFの場合に待機状態または自動的に電源が切れる機能などの各種省電力機能も備え、パソコンと本体をUSB接続することで、電池を充電しながらの利用も可能。約15秒で休止状態からWi-Fiが利用できるクイック起動にも対応し、有線LANポートを備えた専用のクレードルを利用すると、据え置きのホームWiMAXルーターとして活用できます。

「Aterm WM3600R」本体。モバイルルーターとして初めてWiMAXの送信出力を2倍に向上した「WiMAXハイパワー」に対応したことで送受信エリアが広がり、従来よりもいっそうつながりやすく、途切れにくくなっているのが特徴。カラーリングはピンク、ブラック、シルバーの3色です。

モバイルWiMAXルーターでは初めて公衆無線LANに対応しており、地下鉄構内や電車の車内などのWiMAXエリア外でも、「BBモバイルポイント」「UQ Wi-Fi」「Wi2 300」「ホットスポット」などの公衆無線LANエリアであれば自動的に無線LANに切り替えることも可能。

なお、家庭や小規模店舗、法人用の固定回線としてWiMAXを利用できる据置型ルーター「AtermWM3450RN」も新たにラインナップされています。

UQ WiMAX公式ショップは以下。

Aterm WM3600R/Aterm WM3450RN|UQ WiMAX – ワイヤレスブロードバンドで高速モバイルインターネット

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