世界最薄で12時間駆動の「URoad-Aero」発売前実機レビュー、「Aterm WM3800R」と比較してみた

世界最薄ボディに加えてモバイルルーター史上最長となる12時間駆動を実現した新型WiMAXルーター「URoad-Aero(ユーロードエアロ)」が発売されることを先日BUZZAP!でお伝えしましたが、発売前に実機レビューをお届けします。

今月発売の新モデル「Aterm WM3800R」との比較も行ってみたため、どっちを買うか迷っている人は参考にしてみるといいかもしれません。

これが「URoad-Aero」の箱(右)と専用クレードル(左)の箱。クレードルは別売りですが、UQ WiMAXオンラインショップでの販売価格は本体のみが4800円、クレードルセットが6800円(いずれもUQ Flat年間パスポート加入時)であるため、買っておいても良さそうです。

「Aterm WM3800R」の箱(左)と比較してみたところ。さらに一回り小さいのが特徴。

内容物はいたってシンプル。左上からかんたん設定マニュアル、SSIDなどが書かれたシール、保証書、クリーニングクロス、「URoad-Aero」本体、microUSBケーブル、ACアダプタの7点。

クレードルの箱には保証書、取扱説明書、クレードル本体とLANケーブルが入っています。

「URoad-Aero」本体。購入時は製品の各ボタンの位置を示すシールが貼られています。

シールをはがしたところ。

本体中央にスリープボタンがあり、すぐさま休止状態から切り替え可能に。

本体右上(背面から見ると左上)には電源ボタンおよびWi-Fi対応機器を簡単に接続設定できるWPSボタンがあります。

本体左上にはストラップホールとmicroUSB端子

底面にはクレードル接続端子があります

背面

極薄モデルであるにもかかわらず、電池パックを交換可能。バッテリー容量は2080mAhで、モバイルルーター史上最長となる連続通信最大約12時間、連続待受最大約20時間、連続待機最大約1000時間を実現。

ACアダプタ。出力は5V、2Aです。

「URoad-Aero」と同じく2月発売の「Aterm WM3800R」を並べてみたところ。

重ねてみると「URoad-Aero」の方が一回り大きいことが分かります。

本体の厚みは「URoad-Aero」が断然薄いという結果に。

PASMOと並べてみました。

「Aterm WM3800R」がPASMOよりも小さいのに対して……

「URoad-Aero」は大きいという結果に。ただし全体的に丸みがあることと、本体の薄さによって非常に持ちやすいのがポイント。カバンのすき間にもすっぽりと収まりそうです。

手に持ってみたところ

そしてクレードルはこんな感じ。なんとスケルトン仕様です。

いかにもクレードル然とした見た目ではないこともあって、なかなかオサレな雰囲気を醸し出しています。

背面には有線LANルーター(Router)として利用する場合と無線LANアクセスポイント(AP)として利用する場合で切り替えるスイッチとmicroUSB端子、LAN端子があります。

「URoad-Aero」の本体の薄さが分かる1枚。付属のmicroUSBケーブルのコネクタ部分とほぼ変わらないほど薄いのが特徴です。

なお、残念ながら2013年2月16日(土)現在ではアプリのバージョンアップが行われていませんでしたが、対応アプリ「URoad Magic」を使うとルーター本体に触れることなく自動で休止から起動や、起動から休止への移行が可能なタイマー予約機能「Aeroモード」を設定可能。平日の仕事中など、使わない時間帯をあらかじめ設定しておくことで余分なバッテリー消費を抑えられます。

ちなみに「URoad-Aero」と「Aterm WM3800R」をざっくりと比較してみるとこんな感じ。

・本体サイズ、重量
URoad-Aero:約106×63.8×8.4mm、約74グラム
Aterm WM3800R:約89.6×52×12.8mm、約80グラム

・最大バッテリー駆動時間
URoad-Aero:約12時間(休止時:約1000時間、連続待受時:約20時間)
Aterm WM3800R:約8時間(クイック起動対応時の待機時間:約250時間、連続待受:約20時間)

・WiMAXハイパワー
URoad-Aero:対応
Aterm WM3800R:対応

・その他便利機能
URoad-Aero:電池交換可能、タイマー予約機能「Aeroモード」
Aterm WM3800R:スマフォからのリモート起動対応、スマフォへの給電も可能

まさに甲乙付けがたい2機種ですが、おそらく「URoad-Aero」の長時間駆動・電池交換可能な点や「Aterm WM3800R」のスマフォからリモート起動できる点が主な比較のポイント。これらの点を踏まえて、うまく自分のニーズに合った機種選びをしたいところです。

「URoad-Aero」の製品情報は以下。

URoad-Aero|UQ WiMAX – ワイヤレスブロードバンドで高速モバイルインターネット

・関連記事
新型WiMAXルーター「Aterm WM3800R」を発売前に実機レビュー、WM3600Rよりも圧倒的にコンパクトに | BUZZAP!(バザップ!)

月額1800円でWiMAX使い放題、初期費用や端末代金なども一切無料の「shareee!WiMAX」 | BUZZAP!(バザップ!)

UQ WiMAXが400万契約突破、1年間で契約数が2倍に | BUZZAP!(バザップ!)

これでコミケも一安心、UQ WiMAXの「仮設基地局」は手作り感満載 | BUZZAP!(バザップ!)

「UQ WiMAX」からAXGPと同じTD-LTE互換の「UQ WiMAX 2+」へと至る流れを振り返ってみた | BUZZAP!(バザップ!)

この記事をSNSでシェア

フォローまたはいいね!して最新情報を手に入れよう

モバイル に関する人気記事

  1. 【特報】povo 2.0「月額3278円でデータ使い放題」ついに爆誕、ahamoやLINEMO、楽天モバイル圧倒の最安トッピングでau PAY還元も
  2. Xiaomi「POCO Pad」まもなく発売、高精細な120Hz大画面に立体音響4スピーカー搭載でシリーズ初の格安タブレットに
  3. 「Galaxy AI」6年前のGalaxy Note 9でも動作することが明らかに、サポート終了の旧型スマホにAI活用の最新機能が追加へ
  4. 「二束三文の超格安iPhoneが必要」iPhone 15失速やApple Car頓挫などの穴埋めで『がらくた市場』参入やむなしに
  5. 「低価格な新型Pixel Tablet」Pixel 8aと同時に発表か、充電スピーカーホルダーは別売りに

モバイル の最新記事