「Nexus 5」が日本国内で販売開始、初のAndroid 4.4(KitKat)採用で超低価格に

Googleが最新OS「Android 4.4(KitKat)」を採用したスマートフォン「Nexus 5」を国内で発売しました。

携帯各社の2013年冬モデルと肩を並べるフルスペックモデルである上、常に最新のアップデートが提供されるにもかかわらず、非常に安価なのが特徴です。


Nexus 5(16 GB、ブラック) – Google Playの端末

2013年11月1日3時50分現在、Google Playでは「Nexus 5」のブラックとホワイトモデルが購入可能となっています。価格は16GBモデルが3万9800円、32GBモデルが4万4800円。

Nexus 5はキズに強い「Gorilla Glass 3」を採用し、映り込みの少ない広視野角の4.95インチのフルHD(1920×1080)液晶やQualcommの最新プロセッサ「Snapdragon 800(2.3GHz)」を備え、集光性能が56%アップしたレンズ採用の光学手ブレ補正付きの800万画素カメラによって、高画質撮影も可能なLTEスマートフォン。

Googleの最新OS「Android 4.4(KitKat)」をいち早く採用したほか、今後提供されるAndroidの最新アップデートは、まずNexus 5向けにリリースされるとしています。

これがNexus 5本体。



フルスペックモデルでありながら130グラムの重さと8.59mmの薄さを実現

バッテリー容量は2300mAh。ワイヤレス充電にも対応しています。

ブラック

ホワイト

「通信料・端末代込みで月額3880円」のイー・モバイルのスマートフォン「GL07S」の一括販売価格(4万2000円)よりも安い3万9800円(16GBモデルの場合)という超低価格であるにもかかわらず、携帯各社の2013年冬モデルと肩を並べる性能を実現したNexus 5。

ちなみにイー・モバイルは2013年冬モデルの発表会を行っていないわけですが、GL07Sの後継機としてNexus 5が発表される可能性はあるのでしょうか……?

・5:57追記
アメリカのNexus 5販売ページによると、北米以外向けのNexus 5の仕様はこんな感じ。日本では2.1GHz帯(バンド1)、1.7GHz帯(バンド3)、900MHz帯(バンド8)のLTEと2.1GHz帯(バンド1)、900MHz帯(バンド8)のW-CDMAのみ利用可能です。

GSM: 850/900/1800/1900MHz
WCDMA: Bands: 1/2/4/5/6/8
LTE: Bands: 1/3/5/7/8/20

この時点で国内でNexus 5を利用できるのはNTTドコモ、ソフトバンクモバイル、イー・モバイルのネットワークのみとなるわけですが、NTTドコモのプラチナバンドは3G・LTE共に非対応。3G・LTE共にプラチナバンドを利用できるのはソフトバンクモバイル(ただしプラチナバンドLTEは来春スタート)のみとなります。

また、イー・モバイルもLTEのみの対応であるものの、GL07Sのようにソフトバンクモバイルから3Gネットワークを借りる形でサービスを展開できるため、同社がNexus 5の発売に踏み切る可能性も十分にあるわけですが、販売に乗り出すキャリアは現れるのでしょうか……?

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