まだまだ厳しいSIMフリースマホ、販売台数はわずか1%未満に
NTTドコモやauの回線を使ったMVNO(仮想移動体通信事業者)が相次いで格安SIMを発表し、好きな携帯電話会社のSIMカードを挿して利用できる「SIMフリースマホ」をメーカー各社が発売した2014年。
今までの端末と回線がセットで売られる枠組みから外れた、非常に興味深い流れですが、まだまだ普及には時間がかかることが明らかになりました。
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調査会社「GfK Japan」の発表によると、2014年の携帯電話販売台数は前年比4%減の3314万台で、2年連続のマイナス成長となったそうです。
内訳はこんな感じ。販売台数の78%を占めるスマホの販売台数が前年並みの2579万台であるのに対し、フィーチャーフォンの販売台数がさらに減少しています。
なお、データ通信端末の販売台数はテザリングの普及によるマイナス影響が底を打ちつつあること、端末のスペック向上に伴って前年比14%増の242万台を記録。
動向が注目されたSIMフリースマホは携帯電話販売台数の1%未満とみられており、まだまだ存在感を発揮し切れていないことが分かります。
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