画像・動画共有アプリ「写真袋」運営会社社長逮捕、児童ポルノ陳列幇助で

画像や動画を共有できるスマホ向けアプリ「写真袋」の運営会社社長が逮捕されました。詳細は以下から。


児童ポルノ陳列ほう助疑い アプリ運営会社「写真袋」社長逮捕 ― スポニチ Sponichi Annex 社会

スポーツニッポン新聞社の報道によると、警視庁と京都府警は5日までに、画像や動画の共有アプリ「写真袋」で児童ポルノ画像などの公開を手助けしたとして、児童買春・ポルノ禁止法違反(公然陳列)ほう助の疑いで、運営元の「AIRCAST」の社長を逮捕したそうです。

逮捕容疑は2014年3月に写真袋で児童ポルノ画像などが公開されているのを知りながら放置し、公然陳列を手助けした疑いで、警視庁と京都府警は6月に同社を家宅捜索。利用者はのべ400万人で、2013年11月からの約1年8ヶ月で約1億5000万円の利益があったとみられています。

写真袋は基本的に投稿者がアップロードした写真や動画を、「合言葉」と呼ばれるパスワードを教えた相手にだけ見せられるサービス。

合言葉は掲示板などでやりとりされ、誰でも閲覧できるようになっていたほか、有料で公開できるオプションもあることから、小遣い目当ての未成年による児童ポルノ画像などの投稿が相次ぎ、トラブルに巻き込まれるケースが発生していたとのこと。

なお、写真袋は2014年の時点でiOS版が公開停止となり、Android版も公開停止中ですが、各社から同様のサービスとして「写真カプセル」「写真ボックス」「写真缶」などが提供されているのが現状。

児童ポルノについては単純所持であっても摘発されるため、間違ってダウンロードしてしまうことのないよう、同様のサービスを利用するにあたっては注意が必要です。

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