iPhone 5発売を受け、2012年11月に過去最悪となる純減を記録したNTTドコモがまたしても純減に陥ったことが明らかになりました。
契約数月次データ : 携帯電話等契約数 | 企業情報 | NTTドコモ
NTTドコモの契約者情報によると、同社の2013年1月度の新規契約数はマイナス1万2900の純減を記録。過去4番目の純減数となっています。
・NTTドコモの純減記録
2013年1月(1万2900件)
2012年11月(4万800件)
2007年8月(2万2900件)
2006年11月(1万7500件)
携帯電話契約の内訳。プリペイド契約(3700件)、フィーチャーフォンのiモードとスマートフォンのspモードを合算した契約数(15万7000件)がマイナスとなる中、自販機の通信などの機器に組み込まれる通信モジュールサービスのみが3万9700件の純増という形に。
これはiモードに対応したフィーチャーフォン(75万2300件)が解約され、大半は同社のスマートフォンに移ったものの、それでも差し引き15万7000件が減ってしまったことを指し、減少分を通信モジュールや「キッズケータイ HW-02C」などのiモード/spモード非対応端末が補ったものの、最終的に1万2900件のマイナスになったことになります。
「Xperia AX」や「AQUOS Phone ZETA」が一定の効果を現したものの、まだまだ足りないと思われる「対iPhone」の要。
「Xperia Z」などの人気モデルを含む12機種を2013年春商戦に投入し、国内最速となる150MbpsのLTE(Xi)に着手するなど、展開を早めるNTTドコモですが、親会社のNTTから促されつつあるiPhoneの採用を含めて、今後どうなるのかを見守りたいところです。
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