先日GoogleがフルHD液晶やクアッドコアCPUを備えた新型「Nexus 7」を発表しましたが、対抗馬となるAmazonの新型「Kindle Fire HD」はさらに高性能であることが明らかになりました。
Amazon Kindle Fire HD 2013: Specs revealed (exclusive) | BGR
独占情報として報じられたこの記事によると、今年秋に発売されるとみられる新型「Kindle Fire HD」の7インチモデルは、Nexus 7と同じ1920×1200ディスプレイや2GHz駆動の最新プロセッサ「Snapdragon 800(MSM8974)」、2GB RAM、前面カメラなどを搭載したAndroid 4.2.2ベースのタブレットになるそうです。
あくまでプロトタイプを元にした情報ですが、初代モデルのプロセッサ「OMAP」製造を担当していたTexas Instrumentsはモバイル向けプロセッサ事業から撤退していることから、クアルコムのSnapdragon採用へとシフトしたとのこと。ラインナップは16GB、32GB、64GBモデルの3機種で、Wi-Fiだけでなくモバイルデータ通信に対応したモデルも展開される予定。
また、8.9インチモデルも刷新され、こちらは2560×1600の超高解像度ディスプレイとSnapdragon 800、2GB RAM、800万画素背面カメラなどを搭載。7インチモデル同様、ベンチマークスコアが約3倍に跳ね上がるほか、狭額縁化が図られるとしています。
なお、気になる発売日は早ければ9月末になる見通し。価格は確定していませんが、据え置きになるよう努力しているとされており、続報が待たれます。
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