スマートフォンの電池容量が10倍になる技術が開発される
スマートフォンなどに用いられるリチウムイオン電池の容量を10倍程度に引き上げる技術が開発されました。
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日本経済新聞社の報道によると、信越化学工業がスマートフォンや電気自動車に搭載されるリチウムイオン電池の新材料を開発したそうです。
これは炭素系材料の代わりに半導体ウエハで培われた加工技術を活用し、シリコンで代替するというもの。炭素系よりも大幅にコスト高となるものの、従来の10倍程度電気を蓄えることが可能になるとのこと。なお、気になる量産時期は3~4年後で、国内外の電池大手に供給する方針とされています。
スマートフォンやタブレット端末はバッテリーを大型化させることで駆動時間を稼いでいますが、この技術が実用化されれば駆動時間が大幅に伸びるだけでなく、駆動時間を犠牲にせず本体を薄型化することも可能。
さらに今後普及が期待される腕時計型デバイスやメガネ型デバイスといった小型機器の長時間駆動も可能になるなど、非常に期待できる内容となっています。
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