ファーウェイが格安スマホに「Kirin 8000」搭載か、独自プロセッサのラインナップ拡充で本格普及へ


スマホ事業の存続そのものが危ぶまれるほど苛烈な制裁の中、5Gに対応したプロセッサ「Kirin 9000s」の独自開発にこぎつけたHuaweiが、新たな一手を打ち出すようです。詳細は以下から。

海外メディアの報道によると、Huaweiが開発中の新型スマホ「nova 12 Pro(ADA-AL100)」の本体とされる写真が流出したそうです。

興味深いのがnova 12 Proには未発表の新型プロセッサ「Kirin 8000」が搭載されるという点。

あくまで確定情報ではないものの、かつてハイエンドスマホ向けに「Kirin 900」、格安スマホなど廉価版向けに「Kirin 700」シリーズが展開されていたことを踏まえると、Kirin 8000は比較的安価なスマホ用とみられます。

最も層の厚い普及価格帯向けにラインナップを拡充することで、本格的に軌道に乗ることとなるKirinシリーズ。

「最先端の半導体製造プロセスを利用できない」という弱点こそあるものの、Huawei自社開発の「HarmonyOS Next」に最適化することで、どれだけユーザーの使い勝手を向上できるかが今後を占う鍵となりそうです。

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