「建物や地下ではプラチナバンド、外では衛星通信」
そんな組み合わせで『圏外』が無くなる日も、そう遠くないかもしれません。詳細は以下から。
本日行われた楽天モバイルとAST SpaceMobileの戦略説明会。衛星とスマホの直接に向けて、両社は技術開発を進めてきました。
三木谷氏が登壇
今までの歩みを振り返りました。
「人口カバー率99%オーバー」をうたうものの、人が住んでいないエリアはカバーできていない大手各社。しかし衛星通信が実現すれば面積カバー率100%を実現できるようになります。
楽天モバイルは自社が誇る仮想化技術を提供。衛星通信で発生する遅延処理を低コストかつ迅速に処理できます。
続いて登壇したのはAST SpaceMobileのCEO、Abel Avellan氏。
世界初かつ唯一、宇宙ベースのブロードバンドネットワークを構築しています。
楽天モバイルやAT&T、Google、Vodafoneとパートナーシップを提携しているAST SpaceMobile。
大型衛星によって、日本では1.7GHz帯を用いた通信を提供します。
「市販のスマホと直接通信できて、ブロードバンドサービスを提供できる」というのは、かなりの強みではないでしょうか。
すでに市販のスマホで衛星との音声通話、4G LTE、5G音声通話まで実現できています。
ハードウェアからソフトウェア、そして製造まで垂直統合モデルで提供できるAST SpaceMobile
なお、音声通話やSMS、ブロードバンドが提供される時期は2026年を予定。
その頃にはプラチナバンドの整備も相当進んでいるとみられるため「いつでもどこでもつながる楽天モバイル」に期待が集まりそうです。
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