削除したはずの写真が復活する不気味なバグに対応するため、急きょ先週配信された「iOS 17.5.1」。
更新内容はただそれだけ……であるはずが、思わぬところで大きな変化が起こっていました。詳細は以下から。
iOSが更新される度に複数のiPhoneを用いて実験を行っているYouTubeチャンネル「iAppleBytes」によると、「iOS 17.5.1」を適用したiPhoneのバッテリースコアに大きな変化があったそうです。
iPhone 13での検証結果をまとめたグラフはこちら。「iOS 17.4.1(修正版)」でかなり低調で、17.5でも改善が見られなかったスコアが大幅に持ち直していることが確認できます。
しかし、iOS 17.5で改善が見られた「iPhone 15」はなんと過去最悪に転落。「iOS 17.3」時点と比べると1割以上もスコアが低下しています。
さらに、計測が行われている機種の中で改善が見られたのはiPhone 13だけで、ほかはiPhone 15ほどではないにせよスコアが落ちているようです。
バグ修正だけでセキュリティアップデートや機能追加がないにもかかわらず、利便性に直結するバッテリー持ちに大きく影響をもたらしてしまったiOS 17.5.1。
バグにさえ悩まされていないのなら、バッテリーの具合で適用するかしないかを判断した方がいいかもしれません。
・関連記事
【特報】「iPhone 15」ファーウェイ対抗で大幅値下げ、Pro Maxまで対象などAppleの焦りが顕著に | Buzzap!
【朗報】「iOS 18」アップデート打ち切りなしで『iPhone XS/XR』も継続へ、一方iPadは複数モデルが対象外に | Buzzap!
【悲報】「iPhone 16 Plus」バッテリー大幅減か、Pro Maxとの新たな差別化で『シリーズ最長寿命』返上の憂き目に | Buzzap!