バッテリーが切れかけていても、20分足らずで満タンになる超急速充電。
とりわけXiaomiなどの中国メーカーが取り組んでいる印象ですが、流れが変わることになります。詳細は以下から。
未発売の最新スマホやプロセッサ事情に精通し、確度の高い情報をもたらすことで知られるDigital Chat Station(DCS)氏によると、メーカー各社が120Wクラスの「超急速充電」をスマホに搭載しない流れが2025年に顕在化するそうです。
これは充電速度よりもバッテリーの容量を充実させる方針であることを受けたもの。
すでに各社は大容量化に取り組んでおり、先日発表されたXiaomiの格安ハイエンドスマホ「Redmi K80(POCO F7 Pro)」でも充電速度が120W→90Wへと下がった一方、バッテリー容量は5000mAh→6550mAhに膨れ上がっています。
このような流れとなった背景として、DCS氏は「発熱の影響で超急速充電と超大容量バッテリーを共存させるのが難しい」とコメント。解決にコストがかかることから、ユーザーの使い勝手に直結する電池持ちが優先された形になります。
すぐに満タンになるものの本体がほんのり熱くなることから、あまりバッテリーに良い影響を与えない印象もあった超急速充電。
バッテリー容量を増やして充電回数自体を減らすというアプローチのほうが健全なのかもしれません。
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