Buzzap!で2021年7月からお伝えしている大手各社の仁義なきiPhone値下げ合戦。
12月26日から施行されるスマホ値引きの新規制に合わせて、Appleが最新機種で怒濤の価格攻勢を仕掛けています。詳細は以下から。
◆実質4~5万円が当たり前だったiPhone 16
まず見てもらいたいのがiPhone 16の12月25日までの実質価格。MNPおよび2年後の本体返却を条件に、auは5万2260円、ドコモは4万7740円で提供していました。
ソフトバンクのみ1年後返却で1万9836円。ただし別途あんしん保証パック(1万8850円)への加入も必須でした。
◆一気に実質1万円台に値下がり
しかし12月26日からはauが各社最安となる1万6700円に大きく値下がりしたほか、ドコモは1万8832円、ソフトバンクは1万8840円に。
2年後に本体を返却しないといけないものの「格安スマホと変わらない負担額で最新iPhoneを使い倒せる」「2年使ったら新しい機種に乗り換えられる」というのは、決して悪くない条件です。
◆リセールバリューの高さが奏功、「iPhoneなら最新機種でも安い」鮮明に
12月26日に施行される総務省の新規制によって、2年後に本体を返却するプログラムを適用した場合の下取り額が中古市場に揃えられたにもかかわらず、最新機種を実質1万円台で使うことができてしまうiPhone。
ひとえに中古市場での人気の高さによるもので、つい先日まで「1円スマホ」として提供されていたPixel 9の支払い額が4万4000円にまで膨れ上がってしまったのとは対称的です。
なお、iPhone 16はApple Intelligenceに対応すべくiPhone 16 Proと同じ最新世代のプロセッサを搭載したモデル。
Proとの差別化のため1世代古いプロセッサを搭載していたiPhone 15までと比べて大きく処理能力が引き上げられたため、型落ちのiPhone 14やiPhone 15を買うくらいなら、間違いなくこちらを選ぶべきです。
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