いまや関西人から絶大な支持を集める大阪・藤井寺発祥のソウルフード「かすうどん」の老舗が東京に本格進出したため、さっそく食べに行ってみました。詳細は以下から。
今回Buzzap!編集部員が訪れたのは、丸ノ内線新高円寺駅そばに昨年オープンした「かすうどん KASUYA(加寿屋) 高円寺店」。東京23区に初めて出店された店舗です。
赤い看板と「元祖大阪名物かすうどん」と描かれたのぼりが目印です。
営業時間は11:00~0:00で、金曜と土曜は02:00まで延長。週末お酒を飲んだ帰りにも寄ることができます。
うどんが大盛無料になるランチタイムは11:00~17:00まで。
店内にはカウンター席とテーブル席があるため、1人でも家族とでも来やすくなっています。
ランチメニューはこんな感じ。さまざまなバリエーションのかすうどんを選べるほか、ミニ丼などとのセットもあります。
トッピング一覧。今回は「めん大盛」「かす特盛」を選んでみました。
かすうどんとご対面。出汁に浮かんでいる「あぶらかす」は牛の小腸を揚げて旨味を閉じ込めたもので、凝縮されたホルモンの濃厚な味わいを口いっぱいに堪能できるにもかかわらず、高齢者でも食べやすくて安全なのが特徴です。
少し柔らかめではあるものの、コシがしっかりあるうどん。
かすうどんを一度食べたらやめられなくなる理由が、このおつゆ。上品な味わいの関西風だしにあぶらかすの芳醇かつ濃厚な旨み、とろろ昆布の旨みが溶け合って極上のハーモニーを生み出しており、まさに『滋味あふれる』といったところ。いけないと分かっていても飲み干してしまうほどの美味しさでした。
かすを特盛にすると、うどんを口に運ぶごとに絡んできてくれるため、至高のつゆと相まって幸せな味の世界をずっと楽しむことができます。
あぶらかすにハマってしまった人たちのために、冷凍販売も行っているKASUYA。家庭でオリジナルかすうどんを探求してみるのも良さそうです。
なお、店員さんによると「あぶらかすを天かすと勘違いしていたり、耳慣れなさに敬遠してしまうお客さんがいるものの、一度食べていただくとリピートしてくれることが多いです」「特にお子さんに人気ですね」とのこと。
丸ノ内線の新高円寺駅「エレベーター専用口」そばにあるKASUYA 高円寺店。関東ではまだまだ耳慣れない人も多い食べ物であるため、話の種に一度足を運んでみることをオススメします。
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