2月12日12:00の国内発売が決定したXiaomiの最新格安ハイエンドスマホ「POCO X7 Pro」のレビューをお届けします。
初めて投入される「X」シリーズは、10万円を優に超える価格設定が当たり前となっているゲーミングスマホ市場を変える存在となりそうです。詳細は以下から。
◆XiaomiがPOCO F4 GT以来の格安ゲーミングスマホ投入
発売前にXiaomi Japanから事前貸出を受けたPOCO X7 Pro本体。高耐久なゴリラガラス7iを採用した、120Hz表示対応の6.67インチ1.5K(2712×1220)有機ELディスプレイやMediaTekのDimensity 8400-Ultra搭載で2560Hzのタッチサンプリングレートにも対応したゲーマー向けスマホです。
昨年発売された格安ハイエンド「POCO F6 Pro」の1.2倍となる6000mAh超大容量バッテリーを搭載。黒と黄色というスタイリッシュな配色の「Yellow」のみ背面がレザー調となっています。
90Wの超急速充電にも対応。シリコン製のケースも同梱されていますが、本体背面に滑りにくい加工が施されてあること、ゲームを徹底的に遊ぶのであれば熱がこもらないようにする必要があることを踏まえると、何も着けずに運用するのも悪くありません。
右側面には音量と電源ボタン。
左側面は至ってシンプル。縦横どちらで持った時でも程よいグリップ感がある側面です。
臨場感ある3Dサラウンドでゲームを楽しめる立体音響技術「ドルビーアトモス」に対応したステレオスピーカーを天面と底面に搭載。細やかな調光機能と3200nitもの明るさを実現した有機ELディスプレイとの組み合わせは抜群です。
底面にはSIMカードスロットとUSB Type-C端子も。最高水準となるIP68の防水防じん性能で、入浴時などでも安心して使えるようになりました。
◆カメラは割り切った構成も画質十分
背面カメラはソニーの積層型CMOSイメージセンサー「LYT600(1/1.95インチ)」採用の5000万画素メイン(F値1.5)と800万画素超広角(F値2.2)の2眼仕様。レンズ周りのリングはYellowのみゴールドです。
4K60fpsでの動画撮影にも対応しています。
Xiaomi独自開発のLight Fusion 800イメージセンサーを搭載した「POCO F6 Pro」で撮った夜景はこんな感じ。全体的に暗めに撮れているのに対して……
POCO X7 Proは画角こそやや狭いものの、全体的に明るめに撮れてしまいました。ゲーマー向け特化かと思いきや、カメラも意外とイケるのがPOCO X7 Proです。
※編集部注:初出の際、写真を取り違えていたので修正しました。再発防止に努めます。
◆最新AI搭載で使いやすく
音声の文字起こしや要約、リアルタイム翻訳、サマリー作成、校正、画像加工、環境音に合わせて通話時の音量を調整する「AIコールブースト」機能などAIによる便利な機能も数多く備えており、ゲーム以外の実用性もしっかり抑えたPOCO X7 Pro。
現時点で本体価格は発表されていないものの、日本のゲーミングスマホ市場で価格破壊を引き起こした「POCO F4 GT」のような十分戦える価格帯になることが期待できるだけに、すべてが明らかになる2月12日が待たれます。
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