【速報】孫正義とアルトマンCEO対談も、ソフトバンクやOpenAI、armが新AI「Cristal Intelligence」発表

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孫正義とアルトマンCEO対談も、ソフトバンクやOpenAI、armが新AI「Cristal Intelligence」発表
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『AIを用いてビジネスを変える』

そんな取り組みをソフトバンクやOpenAIが発表します。詳細は以下から。

登壇者は以下の4名。世界最先端のAIやプロセッサを基盤に新たなサービスを提供するようです。

【OpenAI, Inc.】CEO Sam Altman
【ソフトバンクグループ株式会社】代表取締役会長兼社長執行役員孫正義
【arm】CEO Rene Haas
【ソフトバンク株式会社】代表取締役社長執行役員兼 CEO 宮川潤一

・発表会の様子
ソフトバンクの宮川潤一CEOの挨拶のあと、何やら箱を携えて登壇するソフトバンクグループの孫正義CEO。

箱から水晶玉のようなものを取り出し、「聞けば何でもわかる物語のような話が現実になる」と語ります。

先日トランプ大統領を交えて「Stargate」を発表した孫正義CEOですが、今度はサム・アルトマンCEO率いる「OpenAI」と提携に至ったそうです。

日本のGDPの50％を担う500社のトップが集まる会見で、新たなAGI（汎用人工知能）として発表されたのが「Cristal（クリスタル）」。

つづりはあえてyではなくiを採用しています。

システムのソースコードや資料、仕様書、メールなどすべての情報を食わせることで各企業専用のAGIを提供する仕組み。なお、自社の学習データが他社で用いられることはないほか、エンジニアのリソースが足りないため当面は「1業種1社」が対象とされています。

なんと2015年からAIの根幹となる「リワードに基づく強化学習」「長期記憶の感情に基づく重み付け」「長期記憶のインデックス化」といった特許をソフトバンクが取得していました。孫正義CEOの先見の明が光ります。

なお、サム・アルトマンCEOと合意に至ったのは今朝とのこと。非常にうれしい、ワクワクしてしょうがないと興奮を隠せない様子で語っていました。

50％ずつ出資し完全に協業する形でパートナーシップを結んだ両社。日本で「SB OpenAI Japan」として1000人規模で活動が始まります。

まずはソフトバンクやヤフーなどグループ企業が抱えるデータを食わせたCristalを活用することで従来の業務が営業や人事、財務まで効率化するほか、利用料としてOpenAIに4500億円が支払われる予定とされています。

そしてサム・アルトマンCEOにバトンタッチ。

今年は「独立して仕事をこなすAI」を目指すOpenAI。

今朝発表されたばかりのChatGPT 4o miniの新機能「Deep Research」についての解説も行われました。

サム・アルトマンCEO自ら「非常に強力」と自負するシステムで、アナリストなどの時間を節約でき、戦略的意思決定を素早く行えるとのこと。

時間こそかかるものの深い洞察がないと導けないような答えも出してしまえるほか、従来ではクエリーを何度か投げないといけないような質問も最短で処理できます。

「ChatGPTではざっくりとした分析だけど早く答えが出る」「深い幅広い答えがほしいときはDeep Research」と言った形で使い分けてほしいとのことです。

また、Deep Researchは法人向けのみならず、「さまざまな選手を網羅した野球の統計をまとめる」といった個人の趣味にも活用できます。

armからは以下のプロモーションビデオを公開。世界人口の99％がArmベースのチップを使っているそうです。